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1107件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-04-28 第13回国会 衆議院 法務委員会 第44号

しかして、これらの点についての法定刑は、別に拡張してはおらないのであります。しかしながら、それらの行為の危險性その他の点につきましては、おそらく裁判所において御判断になります場合、この法案の趣旨とするところも解されて、適切妥当なる御解釈がそこにあつて量刑上適当なるものが反映されるのであろうと考えておるのであります。

関之

1952-04-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第31号

パンを半分にするような議論は現在の刑法のどの條文につきましてもやはり言い得るのでございまするが、大体我が国の現在の刑法並びに刑事実体法規建前というのはいわゆる裁判所自由裁量について或る程度の余裕を與えよう、それでこれを段階を細かく分けまして法定刑を一から十まで分けるということにいたしますると具体的な案件でその刑の言渡が非常に不公正になる場合があり得るので、さようなことのないようにというふうな趣旨

岡原昌男

1952-04-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第31号

なお法定刑に最下限を置きませんのでつまりこれを如何ように運用するかは裁判所において考えまして、例えば建造物といつたようなものに匹敵するような大きなものでありましたならば、これを建造物なみに五年という範囲内で事を考える、又それが非常に被服で大した数量でもないといつたようなものの損壞等につきましてはその五年の範囲内で更にこれをしぼつて考え法定刑を妥当にきめる、さようなことに相成るだろうと思います。

岡原昌男

1952-04-21 第13回国会 衆議院 法務委員会 第38号

岡原政府委員 私どもがこの法定刑をその構成要件との関係において考えました際に、これをこまかくわけて戰時、平時というふうにいたしますと、第一構成要件としてわかりにくくなるといいますか、非常に複雑な形が出て参りまして、当初に立てましたできるだけ簡素なわかりやすい規定にしようという建前がくずれますから、そこで簡單にいたしましたのと、もう一つ軍機密の探知、收集等が普通考えられますのは、立聞きとか、あるいはその

岡原昌男

1952-04-21 第13回国会 衆議院 法務委員会 第38号

岡原政府委員 繰返して申し上げますれば、保護の法益が、片一方は田畑の非常に軽微なもので、法定刑が拘留または科料に相なつております。それではまつたく動かぬも同様の規定だろうと思いまして、そこで刑法百三十條ともにらみ合せ、その法定刑を三分の一といたしました一年以下の懲役またはその他ということに規定したわけでございます。

岡原昌男

1952-04-17 第13回国会 衆議院 法務委員会 第35号

しこうしてこの法定刑をずつと下げた規定一つ置きました。すなわち正当な理由がなしに、合衆国軍隊の使用する施設または区域内で、立入り禁止の場所に入るとか、あるいは要求を受けてその場所から退去しないということを構成要件といたしまして、一年以下の懲役または二千円以下の罰金あるいは科料という軽い法定刑を定めました。

岡原昌男

1952-04-16 第13回国会 参議院 法務委員会 第24号

御承知の通り刑法百三十条におきましては、人の看守する邸宅、艦船その他のものに侵入した場合というものが規定されておるのでございますけれども、行政協定の十七条三項(C)或いは三十三条の趣旨から考えまして、このほかに向う側で立入禁止した場所に立入るのは、向う側の軍の安全を害するという意味におきまして保護する必要があるのではないかということからして、刑法百三十条よりも若干軽い法定刑を持つたこの第二条の規定

岡原昌男

1952-02-29 第13回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第11号

それと、起訴の事実が女を公衆衛生上有害な業務につかせる目的をもつて雇い入れたという職業安定法六十三条二号の犯罪として起訴しておりますが、これは一番強力な取締り規定でありますので、法定刑懲役一年以上十年以下、罰金刑もございますが、懲役であれば一年以上十年以下、いわゆる重罪事件に該当する取締り法規であります。

原長栄

1951-03-26 第10回国会 参議院 郵政委員会 第5号

詐欺罪法定刑が十年以下の懲役、こうなつておりまして、郵便法八十一條の二の犯罪は五万円以下の罰金、そうしますと、刑法四十五條併合罪に立つ関係上、この二つ法定刑は十年以下の懲役及び罰金五万円以下、こういう二つになりますので、裁判官が実際判決を下す場合には、罰金刑が低きに過ぎるというようなきらいがある場合には、体刑のほうを考慮することによつて、只今御指摘のような不都合は救済できる、こう考えております

高橋勝好

1949-10-21 第5回国会 参議院 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号

鬼丸義齊君 私の今申上げましたことは、選挙違反としてしばしば法廷に運ばれました事件について、裁判所法定刑罰金刑が非常に安いというために、それでは滿足し難いために、額さえ多かつたならば、体刑にかけずして、罰金刑で救い得られるというような事件が、先程申しましたように、罰金で滿足せず、体刑でそれに変えるという場合があるといたしますならば、非常に不自由を感じますから、裁判所裁判の自由な載量を與えて置

鬼丸義齊

1949-05-14 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号

それからまた体刑についても、整理をしたい当局の考えがありまして、目下整理をしているというような実情にありますこと、もう一つ裁判に現われました実情を見ますと、法定刑のずつと低いところで判決をして行くというような傾向がありましたために、罰則をもう少し強化して行かなければいけないというような考えがありまして、そうでなければ最低限を切らなければいけないというような声が強くあつたために、体刑におきましても多少程度

樋貝詮三

1948-12-12 第4回国会 参議院 法務委員会 第6号

ただ執行猶予の場合、或いは略式命令をなします場合は、結局問題となりますのは、法定刑ではなくて処断刑でありまして、從つて併合罪などにおきまして、いろいろな罪について一つの刑を言渡すという場合が生ずるのでありますから、これを第七條第一項のような定め方をいたしまするというと、非常に難解な問題を生ずるということに相成るので、これは六條と同じ趣旨によりまして、一括して十倍ということにいたしたのであります。

高橋一郎

1948-12-11 第4回国会 参議院 法務委員会 第5号

次は、第四條関係でありますが、今回の措置による法定刑の多額の引上げは、第三條に掲げた以外の法令には及ばないのでありますが、一般罰金が千円以上と定められた結果、その他の法令中でこれより少い額最高額とした規定、例えば五百円以下の罰金といつたようなものでございますが、これは無効になつてしまうという虞れがあるので、その限度で必要な引上げをしようとするのが本條趣旨でございます。

高橋一郎

1947-10-11 第1回国会 参議院 本会議 第36号

第五に、外國裁判の尊重、第六に、法定刑加重に対しまして、公務員の職権濫用、逮捕、監禁、暴行、陵辱、これらに対するところの涜職の罪に対しまして。法定刑加重いたしますし、一般暴行脅迫罪に対しましては、暴力の否定という意味からいたしまして、これ亦加重をせられた次第であります。名誉毀損罪に対しまして、いわゆる自由の保護というこの点に対しましても亦加重せられた次第であります。

伊藤修

1947-10-11 第1回国会 参議院 本会議 第36号

併しながら今回の改正案によりますると、一般人に対する暴行脅迫名誉毀損罪法定刑をそれぞれ引上げておるのでありまするし、尚いわゆる単純侮辱罪規定も存置することになつておりますので、これらの規定の定むる範囲内において、国際法の要求するところに従い、外国の元首、使節の身体名誉等保護するに遺憾はないと信ずるのであります。

鈴木義男

1947-08-19 第1回国会 参議院 司法委員会 第15号

併し法律のこの條文に当てはめます場合に、実体といたしまして、強盜強姦強盜傷人を以て論ずることは非常に苛酷と思われるものが、やはり本條に照らしまして、強盜強姦強盜傷人という場合が生じまして、その場合に、執行猶予とすることを妥当とするということに考えられるときに、甚だ法定刑では不備であるという点が考えられますので、その点につきましては、お説は誠に御尤もと存ずるのでありますが、そういう場合におきまして

國宗榮