1948-06-15 第2回国会 参議院 予算委員会 第30号 特に苟しくも國務大臣の起訴についての稟議をするに當つて、法務廳當局がさような軽率な稟議をするということはちよつと我々部外者には判断のつかないことである。特にさような點で法務總裁が檢察當局から提出された稟議に射して決裁を拒否した、これを否定したというような事實が曾てもあつたかどうか、さような粗漏な稟議を度々した事實があるかどうか、初めてであるかどうかその覇も伺つて置きたい。 小野光洋