1955-05-09 第22回国会 衆議院 法務委員会 第6号
○花村国務大臣 どうも質問の趣旨が混同をいたしておるやに考えられるのですが、植野光彦に関する件でありますが、これについては今申されたように、弁護人から告発がありましたので、従って泉川検事を主任検事として、ただいま取調べが進行中であります。
○花村国務大臣 どうも質問の趣旨が混同をいたしておるやに考えられるのですが、植野光彦に関する件でありますが、これについては今申されたように、弁護人から告発がありましたので、従って泉川検事を主任検事として、ただいま取調べが進行中であります。
そうなればお前は死刑か無期だから、そのつもりでおれと強迫し、泉川検事は清水君を取調べるにあたり、共産党がやつたという証拠がある。今のままだと犯人と認定され死刑だと強迫し、木村検事は宮原君を取調べるにあたり、自白しろ、自白しないと法律で頭をぶち割つてやると言つておる。平山検事は竹内君を取調べるにあたり、竹内自身が單独で犯行したと自白しているのに、共産党員がこれと共同して犯行したとの目白を強要した。
それから清水君を取調べている泉川検事は、お前はけだものみたいなやろうだ。自白をしないなら自白をしないで、そのままで行けばお前は死刑になるが、そのつもりでいろと言うので、仕方がないから清水君は、正しく鬪つて死刑になるなら、それは本望だと言つているわけです。各被告もこれを涙をもつて訴えているわけなんです。今もつてこういう尋問を受けている。