1998-04-22 第142回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
といいますのも、もう御存じのとおり八九年にはリクルート事件が起きて、そしてさっきからお話が出ておりますが、九六年十一月には泉井石油事件、そして同じく九六年十一月、私は魔の九六年十一月と言っておりますけれども、彩福祉グループの厚生省の岡光さんの問題が出た。
といいますのも、もう御存じのとおり八九年にはリクルート事件が起きて、そしてさっきからお話が出ておりますが、九六年十一月には泉井石油事件、そして同じく九六年十一月、私は魔の九六年十一月と言っておりますけれども、彩福祉グループの厚生省の岡光さんの問題が出た。
その中には、私はそのパンフレットを持ってまいりましたけれども、今回の泉井石油事件に関して名前の出てきます三菱石油開発株式会社も入っております。しかも、その連盟の副会長に、先ほど歴代の事務次官のお名前を挙げていただきましたけれども、ちょうど十年前、八六年の一月時点で事務次官をされていた小長啓一氏が副会長に就任されております。その当時の審議官若杉和夫氏も同じく副会長になっておられる。
私は、去る十一月十九日の参議院の決算委員会で泉井石油事件について質問をいたしております。この事件は、泉井氏が石油製品の業転取引を装って手に入れた常識外れの資金、利益をもとに通産省の官僚やあるいは石油公団の幹部を長期に広範にわたって接待をして、三菱石油のベトナム石油開発の資金確保に便宜を図るなど、通産行政をゆがめたおそれが持たれている事件であります。
まず、泉井石油事件について伺います。 大臣は先ほど冷静に推移を見守る、あるいは特別に調査を依頼はしていないと答弁されましたけれども、私はこれでは国民は到底納得できないというふうに思います。