1966-03-17 第51回国会 衆議院 本会議 第28号
この文書におきましては、これらの昭和四十一年度において講じようとする諸施策を、おおむね沿岸漁業等振興法第三条の項目の分類に従い、沿業漁業及び中小漁業に関する施策全般につき、農林省所管事項にとどまらず、他者所管事項をも含めて記述いたしております。
この文書におきましては、これらの昭和四十一年度において講じようとする諸施策を、おおむね沿岸漁業等振興法第三条の項目の分類に従い、沿業漁業及び中小漁業に関する施策全般につき、農林省所管事項にとどまらず、他者所管事項をも含めて記述いたしております。
そこでお示しいただいたこの「沿業漁業等振興法案に係る施策の概要」、これを拝見いたしました。この施策の中にも、実は従来やっておるものの説明はかなり出ておりますけれども、新しくこれをやっていこうというものはほとんど出ておりません、のみならず漁業労働者の実態が非常に悪いということを指摘しておいて、そしてその中で、このお示しになったのを拝見しますとこういうことなのです。
だからむしろほんとうに正しい漁業政策のかまえは、黙っておいてもいけるような大企業のほうは、少し足踏みをしておいてもらうくらいな含みで、大企業漁業が持っておる漁場に中小企業に進出してもらう、そのあとで沿岸のすき間をつくって、沿業漁業の働きの場をつくっていく、そういうかまえでなくてはいけないと思うのです。海の中にいる魚はだれがとっても同じ魚なんです。