2021-04-06 第204回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
これは何かというと、南沙諸島のフィリピンが実効支配をするパグアサ島付近に、漁業を目的とせずに約二百七十五隻、多いですよね、二百七十五隻、この間は二百二十隻です、の中国武装漁船と軍用沿岸警備船が集結した事件がありました。
これは何かというと、南沙諸島のフィリピンが実効支配をするパグアサ島付近に、漁業を目的とせずに約二百七十五隻、多いですよね、二百七十五隻、この間は二百二十隻です、の中国武装漁船と軍用沿岸警備船が集結した事件がありました。
そこで、四月の十一日に八戸の福島漁業部の第八十五惣宝丸、これがソ連沿岸警備船の臨検を受けて、直径五センチ程度のツブの破れたからと、五、六センチの天然の海草一本、ヒトデ一つついていただけで三百八十九万七千七百円直ちに支払えと言われて、そして、それをやられたわけです。
いずれもこれは巡視艇が警備業務をやる平常業務の上において号砲用に、いわば威嚇的に、これは撃つことが本来の目的ではないのでありますから、どうしてもそういつた程度のものは各国の例によりましても、沿岸警備船にはその程度の装備が必要でございますので、そのことが認められてさような火砲を或る程度つけることになりました。一番大型のもので三インチ砲であります。
従いまして、この面につきましては海上保安庁が従来持つております沿岸警備船もそれに協力して頂き、特に本年の八月末乃至九月におきまして、新たに増強されます警備隊の勢力の相当部分を割愛するようにいたしまして、武装した警備船を相当配置することによつて、こういつた拿捕の防止に資して参りたいという考えの下に、今事務的には海上保安庁、特に関連もありますので外務省と連絡会議を開きまして、目下会議を進めておる最中でございます