1950-10-06 第8回国会 衆議院 水産委員会 第15号
それで今までの復活要求の過程におきまして、大きな額で、またその必要性も特に重要であつたというようなものにつきまして、その事項名を申し上げますと、漁業制度改革に要する経費、それから水産増殖に要する経費、荒廃漁場復旧に要する経費、沿岸漁業魚価維持対策に要する経費、漁船再保險特別会計繰入れの費用、海藻利用工業振興に要する費用、水産業改良普及に要する費用大体この七つの項目などが比較的論議の中心になりまして、
それで今までの復活要求の過程におきまして、大きな額で、またその必要性も特に重要であつたというようなものにつきまして、その事項名を申し上げますと、漁業制度改革に要する経費、それから水産増殖に要する経費、荒廃漁場復旧に要する経費、沿岸漁業魚価維持対策に要する経費、漁船再保險特別会計繰入れの費用、海藻利用工業振興に要する費用、水産業改良普及に要する費用大体この七つの項目などが比較的論議の中心になりまして、
それから十二番目に沿岸漁業魚価維持対策という事項が新規に出ておるのでございまするが、これはいろいろ国会でも愼重に御検討くださつておりました。補給金の打切りでございますとか、あるいは魚価の低落といつたような事態に備えまして、漁業経営を全国的に何とか安定した線に持つて行きたい。
それから言葉は非常に麗々しい文句によつて現われておるが、沿岸漁業魚価維持対策というものに対して二億四千万円、かような微々たる金額をもつて、日本全国の現在値下りをして苦んでおる魚価対策などということは、とうていできないことである。これは十億以下であつたならばとうていでき得ないことである。この点に対して、もつとまじめな態度をもつて要求をしてもらいたい。