1950-04-07 第7回国会 衆議院 水産委員会 第28号
特に零細なる沿岸漁業者諸君が、従来りつぱな漁場として、自分らの畑として生業を営んでおりました面が非常に荒廃されておる。これは海上保安庁等に依存すべき問題ではなくて、水産行政を取扱うところの水産庁が、全責任を持つてこれに当るべきであると、われわれは考えておる。
特に零細なる沿岸漁業者諸君が、従来りつぱな漁場として、自分らの畑として生業を営んでおりました面が非常に荒廃されておる。これは海上保安庁等に依存すべき問題ではなくて、水産行政を取扱うところの水産庁が、全責任を持つてこれに当るべきであると、われわれは考えておる。
殊に昨日、瀬戸内海その他西日本の沿岸漁業者諸君が、本当に羽織を質に入れて、そうして旅費を作つて上京し、その衷情を披瀝した。その委員会の眞つ只中に、無情にも、こうした政府の態度をここに表明せられたことは、青山君及び大部分の委員諸君、遺憾の意を表しておると思うのであります。この点に向つて、青山君の質問と、矢野の質問に、共に答えて頂きたいと思います。