2007-05-11 第166回国会 衆議院 環境委員会 第9号
また、合成樹脂の人工藻場、プラスチック製の人工藻場には、沿岸水浄化などの機能や植食性生物のえさとしての価値、生理活性物質、情報伝達物質の生産機能を期待できない、こういうものがあったと思います。
また、合成樹脂の人工藻場、プラスチック製の人工藻場には、沿岸水浄化などの機能や植食性生物のえさとしての価値、生理活性物質、情報伝達物質の生産機能を期待できない、こういうものがあったと思います。
○政府委員(恩田幸雄君) この漁場につきましては、黒潮が南から北流しておりますし、さらに中国大陸からの沿岸水が入っておりまして、プランクトンの発生その他非常に漁場としての条件がいいところでございます。特に西の方の三分の二につきましては、非常に平坦な漁場でございまして、以西底びきについては重要な漁場だと考えております。
これを見ますと、沿岸水というものがありまして、明らかにこういう堆積と関連して、水の構造がやはり大陸だなの構造の基本になっているということになると、やはり同じような境界ができてくるということで、表面上の深い浅いから言いますと、結局韓国のものが遺憾ながらこっちには延びていない。
それから季節的には大陸の方からの沿岸水もかなりこういう海域に突っかけてきまして、これもかなり栄養塩を含んだ豊度の高い水域になっております。すでにこの海域では、大体まき網で年間に四万六千トンぐらい、それから底びきで二千トンぐらいの水揚げがございまして、日本の漁業にとってもかなり重要な漁場の一つになっております。
而もそれが日本の沿岸に入つて来ますのには、この黒潮の分流で入つて参りますので、極く一部分しか入つて来ないので非常に沿岸水で薄められる。それから丁度日本はその頃梅雨期か台風期に入りまして、非常に雨の多い時期でありまして、それによつて薄められる沿岸水が沖合に拡張し上うという勢力が強いのでありますから、沿岸においてはよほど検出しがたくなるのが普通であろうと想像いたされます。
それはどういう意味かと申しますと、五島西方の沿岸水と対馬暖流とが接触して生ずるところの広大な中間水域に当つておるのであります。かような点で各種の魚がここに滞留して、それを漁獲するというようなきわめて重要な場所であることを、すでに長官はもう御存じだと私は存じております。特にこの海域はいわしの産卵場にも当つておりますし、親いわしの産卵のため滞留をすることも多くなつております。