2001-04-10 第151回国会 参議院 環境委員会 第8号
有明海は、既に一九八〇年以降、熊本港の開発、それによる沿岸埋め立て、筑後川の河口堰の建設、雲仙普賢岳噴火による土石流の流入などで狭められています。潮位差が減少傾向にあると言われます。
有明海は、既に一九八〇年以降、熊本港の開発、それによる沿岸埋め立て、筑後川の河口堰の建設、雲仙普賢岳噴火による土石流の流入などで狭められています。潮位差が減少傾向にあると言われます。
まず、運輸の関係にお聞きいたしますが、現在、航空審議会では、関西国際空港の建設工法を選定する検討が進められており、埋め立て工法によって関西空港を建設する場合は、埋め立て土量は約六億立方メートルと言われ、海底地盤は底なしの軟弱地盤という問題の多い個所であり、沿岸埋め立てではなく、沖合い五キロメートルに人工島をつくるというプランですから、まさに人類が地球上でかつて経験したことのない大規模な難工事となることは
これは、沿岸埋め立てももちろん、そういうふうなことをひっくるめて私は、そのように思っておるわけであります。とりわけ範囲を広げるということがさしあたっては大切な知見になると思います。 以上でございます。
沿岸埋め立ては、近年臨海土地利用の増大と土木技術の発展によって非常に大型化されて、千数百ヘクタールというような広面積を埋められるようになってまいりました。この点、実施水面でなく、周囲の自然と人間生活に及ぼす影響という点でのその大きさというものは、十年前までに比べて飛躍的に増大しております。それで数十年前に制定された現行法の改正については、私は当然必要であろうと考えるわけでございます。
それから沿岸埋め立てに伴う廃水拡散に関する総合研究、これを取り上げまして、これに七百万円を投じて科学技術庁、通産省、運輸省と、この三省庁で研究を重ねてまいっております。 それから昭和四十一年度、来年度でございますが、大気汚染防止に関する総合研究、これに三千五百万円を投ずる予定でございます。