1951-10-15 第12回国会 衆議院 本会議 第4号 われわれは誠意を盡してその履行に当らなければならないことはいうまでもないのでありまするが、領土の四五%をその資源とともに喪失して、莫大な海外資産を接収され、しかも荒廃した国土に八千数百万の人口を擁しておる、困難きわまる現実にかんがみ、役務賠償も、その程度と、その時間的速度を誤るような無理な方法をとるときは、日本再建はおろか、国民生活を破壊して、平和條約及び安全保障條約の線に沿つて世界の平和に貢献せんとする 林讓治