2017-04-20 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 例えばアメリカの事例で申し上げますと、アメリカの場合は、第二次大戦での行方不明者数が約七万三千人ということで、当時から個人を特定するための兵士の身体に関する記録や医療記録、特に歯の治療痕等が残っておりまして、御遺骨が発見された場合に、こうした記録と併せて、DNA鑑定により遺族の特定に結び付く可能性があるという前提で御遺族からDNA情報を収集しているというふうに承知しているところでございます。 中井川誠