1972-04-15 第68回国会 参議院 予算委員会 第12号
その全部とはいいませんが、それを使い得るように、いまわれわれ用意いたしておりますが、もっともっと十分な予算と大きな構想で、この正しい水俣病の全体をとらえるように、それから治療方面も治療を見出すように努力してまいりたいと考えております。おっしゃるとおり、いろいろなこういう人々の生活の保障の財源の問題でございます。
その全部とはいいませんが、それを使い得るように、いまわれわれ用意いたしておりますが、もっともっと十分な予算と大きな構想で、この正しい水俣病の全体をとらえるように、それから治療方面も治療を見出すように努力してまいりたいと考えております。おっしゃるとおり、いろいろなこういう人々の生活の保障の財源の問題でございます。
この実態調査の結論については、関係団体あるいは被害者の方々には不満があるようではありますが、その実態調査の結果に基づきましても、被爆者の置かれた特別の環境等から考慮をして、いままでは基本法に基づいて診断、健康、治療方面にやってまいりましたが、やはり援護のほうに重点を置いて十分手厚い施策をやるべきだと、このように考えております。
そういうものが、実際にこういうふうにすればなおるという治療方面の道が開かれておって、早期に集団検診でどんどん発見していくということならばいいのですが、そうでないと、いたずらに国民に多くの不安を与える懸念がないのか。いままで何でもないと思ったのが、あなたはガンの徴候がある——しかし、その人は言われただけで治療の道は閉ざされているのです。今日ガンにかかったと言うことは、もう死の宣告と同じなんです。
○舘林政府委員 主として人の健康、病人、人命救助という立場から、厚生省の立場で三つの班を任命したわけでございまして、その一つは臨床班で、これは患者の診断、治療方面を主として担当する班でございまして、新潟大学の医学部がこれに当たっておったわけであります。
今度は治療方面におきましては、現在のところ、いろいろ研究はされておりますけれども、特効薬というようなものはまだ見当たっておりません。一部は研究の途上におきまして新しい薬が出て、多少はきくというようなものは見つかっておりますけれども、いわゆるこれを使えばぴたりとなおるというような特効薬は見つかっておりません。
そこで、まず第一にお伺いしたいのは、治療方面の医療についてであります。現在の医療行政は、保険財政に大幅な赤字をかかえながら、しかも一方では、診療報酬が適正を欠いておりますために、医療の形そのものがゆがめられている現状であります。
ただいまも、総裁から、いろいろと特別監査を命じておる、あるいは遺族の方々に対しましては、十分な補償をするとか、いろいろ治療方面についても万遺憾なきを期しておる、こういうふうなお話があったのでありまするが、私は、今回の事故に対しては、ただそれだけの物質的な面等だけでは済まされないものがある、このように考えておるのであります。
○河野(正)委員 この小児麻痺の罹病を防止する上においては、今いろいろと治療方面の問題が詳述されたわけでございますが、そういう面と、もう一つは予防注射と関連いたしまする予防内服の問題があると思います。
それから先ほど赤松先生もおっしゃいましたが、ことに名古屋などでは県下の大学、高校生がこのたび非常に活動いたしておりまして、毎日水の中へ入りまして、治療方面、医療方面、物資輸送、救助を献身的にやっております。薬が足りなくなって救護所へ行っても、そこでは市から聞いていないと申しまして薬を与えてくれない。
お話のように治療方面からベッドが足りないという問題がございましておくれておるわけでございます。現在のところでは辛うじて今の精神衛生法で医療措置を講ずるということ、それから児意福祉法によるところの精神薄弱児の施設、それから通院施設、それから生活保護法によりましての救護施設であるとか更生施設であるとかいうような点が、まあまあ今の施設あるいは措置ということができると思います。
また、調べてみますと、それじゃ結核の治療方面で作業療法というのがありますね。退院さす前に作業療法をさすというのがあるが、現在後保護の施設に収容されておるところの人たちは、一体作業療法を受けてきておるか、受けてきているとしても、作業療法を受けた者は一〇%か一二%しかない。大多数の人は療養所の治療を受けて、作業療法はしないで、まっすぐこの後保護の施設に来ておるわけです。
それからせっかく予防面に力を入れても実際にこれが治癒面においてどうだ、治癒面でも濃厚感染源の強制入院、強制退院をするだけの態勢には参りませんが、ともかくも喀たん検査でありますとか、喀たんによる培養検査でありますとか、その他治療方面も従来よりは範囲を幾分拡大したということも、専門家の坂本さんにあえて申し上げる必要はないと思う。 それから仰せの通り生活保護関係の人が非常に多いのであります。
私どもが五カ年で半減いたしたいという希望は、私もまことに申しわけないような結果になったと思っておりますが、しかしいずれにいたしましても従来のやり方のうちで、その予防と治療方面におきまして、結核予防法の関係がおくれている分については少しは前進いたしました。そうして確かに結核に対して私どもとしては現状よりはるかに進歩した方向に向い得たということだけは言い得るんじゃないか。
(拍手)結核対策につきましても、約十億を見込みまして、予防、治療方面について相当進歩いたしておると思うのであります。母子貸付資金については、償還される資金をあわせお考え願わなければならないと思うのであります。保育所につきましても、保母さんの手当、乳幼児の給食費について引き上げを行なっておるのであります。生活保護費につきましても、大体、過去の実績に対しまして人口増加割合を見込んでおるのであります。
○木下友敬君 そこで先ほど局長のお話では、今室床ができるのは、これは締めておる結果ばかりでなく、治療方面においてもいろいろの化学療法などが出てきて、自然入院しなくても自宅療養というものが行われるようになった結果もあるということを言われたのでございますが、この傾向は将来ともだんだん進んでいくのだろうと思います。
かくしまして大体治療方面におきましては最後の手が打たれつつあるのでございます。当社といたしましてはこの対策といたしまして、治療費の全額、それからつき添い費は入院者一日四百五十円、通院者一日百五十円というように支出いたしました。
○野澤委員 そこで局長の方に伺いたいのですが、架空請求三三・一%とか、つけ増し請求三一・七%とありますけれども、これの内容について、たとえば治療方面で架空請求があるのか、薬物方面で架空請求があるのか、もしその比率がわかったら、お教え願いたいと思います。
保健所法制定の当時は、保健所において治療いたしますということは、保健所員が治療に熱心になりまして、そのために取締りがおろそかになるということを私どもおそれたのでございまするが、現実におきましては、公的医療機関が普及整備された今日におきまして、保健所の治療方面におけるところのことにつきましては、これを廃止するお考えがあるかどうか、厚生大臣に承わりたいのであります。
特に新しい考え方ということでなしに、先ほど滝井先生からも御指摘がございましたように、予防医学が、かつて非常に前面に推し進められましたが、現在治療方面の影に隠れているという御指摘でございます。われわれの行政力の足りないところもございまして、保健研の整備なんかもまだ不十分であるという点は、まことに申しわけないと思っておりますが、今後はそういう方面に特に力を入れていきたいと考えております。
○参考人(田中一巳君) 治療方面に大きな被害を受けております。以前は、その事件が起きるまでといいますものは、患者にしましても平均六人から七人くらいあつたわけですが、その後というものは平均しますと二人くらいに減つてしまつたわけです。それともう一つは、このためか何でか知りませんけれども、家内の勤めるようになつておつた先も断わられるというようなことで、非常に大きな被害を受けておるわけです。
○参考人(田中一巳君) 迷惑をかける……、結局われわれ治療方面に被害を与えるというようなことのないというように感じたわけですが……。