2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
いろいろな水利施設なりあるいは治水施設というのは、歴史的な経緯というか、歴史的なものを持っていて、それを発掘するだけで、様々な、ダムだけではなくて、ダムもあってもいいんですけれども、ダムだけではなくて、新しい試みの治水技術というのを発掘できるんじゃないかと思うんですね。 この一の荒手とか二の荒手とかと三段階に分けて、減勢工的に造っているんですね。
いろいろな水利施設なりあるいは治水施設というのは、歴史的な経緯というか、歴史的なものを持っていて、それを発掘するだけで、様々な、ダムだけではなくて、ダムもあってもいいんですけれども、ダムだけではなくて、新しい試みの治水技術というのを発掘できるんじゃないかと思うんですね。 この一の荒手とか二の荒手とかと三段階に分けて、減勢工的に造っているんですね。
私は、旧河川局に、何となく親近感を感じていますので絶えず言っているのは、治水を扱う人は、何らかの経済的なメリットが与えられるような、そういうものと組み合わせなければ本当の治水にならない、今まで日本の成功した治水技術者というのはそういうことに着目して治水事業をやってきたじゃないかという話をしております。
また、個別に申し上げますと、この一番右側にあります横川排水機場というのがあるんですけれども、これは何かといいますと、ポンプでして、川の増水が顕著になってきますと、実は、流れてくる川を一回、流入させるとどんどんどんどんあふれていってしまうということで、それをせきとめて、そして、この横川排水機場をもって上からポンプで引き揚げて釜無川に流すという、これは物すごい治水技術でありますけれども、こういったことをやっているんですね
私は、この地域がこうやって発展しているのも、こういう治水技術があって、それを実行したからだということが大切なことだろうというふうに思います。 そういう意味では、インフラの重要性、特に治水とか、こういったものの重要性を、私、こういう地域を使って国民の皆さんに広く周知していくということが大切ではないかなというふうに思います。
そういった、まさに日本の治水技術の粋を集めた、日本一の事業ともいうべきこの鶴田ダムの治水事業であります。 ここで、全国の河川の整備率というものをお伺いしますとともに、こういったモデル的な事業をしっかり推進し、そしてそれを生かしながら、これをモデルにして全国の危険箇所の解消というものを加速化していかなければならないと思いますが、大臣の見解をお伺いしたいと思います。
もう一点は、気候変動の適応策に関しましては、日本がこれまで蓄積した治水技術、例えば治水ダム、スーパー堤防、地下の貯水池、そのようなものの活用、また雨季における多過ぎる水と乾季における少な過ぎる水への両面の対策、こういうふうなシステムを導入することによって、日本のプレゼンスというだけではなくて、真にウオーターセキュリティーに対する対応策ができるのではないかというふうに考えております。
そういう中で、やっぱり水の中心の大学があって、そこで全世界の水の技術者、管理者をもう百年近く呼んで、そしてそこから全世界に輩出しているというような形で、日本のこの百何十年の歴史、もう水の治水技術もオランダのデ・レーケさんから学んだようなものですけれども、近代技術は。
ただ、だからこそ、日本の治水技術というのは世界に冠たる治水技術があるというふうに私自身も思っております。日本のこの治水技術のノウハウといったものがもしタイの方に役立てられるということであれば、これは国交省さん等とも連携を取りながら、この災害が終わった段階でタイ国の意向等々も踏まえながら協力することは十分あり得るというふうに考えています。
今回の発掘の遺跡から見ていただくように、古くから高いレベルにあったという我が国の治水技術の具体的な全体像を知るきっかけとなるような貴重なものになっています。私も早速昨年の十月に現地を視察しましたけれども、よくこれだけのものが残っているなと、その迫力に圧倒されました。本当に驚きました。
日本のこういう治水技術者のその技術の成果を私は高く評価をいたしておりますが、環境調査やそれからまた関係機関との十分な調整を行いまして、各分野の専門家の御意見を拝聴しながらその操作に当たっては万全を期してまいりたい、かように考えております。
その際オランダその他から技術を導入をいたしまして治水技術の発達につとめてまいったわけでございます。その歴史的変革をおきまして、農業利水の問題はもちろん基本でございますけれども、さらに電力の問題、さらに水需要の問題、特に現在一番問題となっておりますのは、水利用の問題で申し上げますと生活用水の問題でございます。
だから治水技術だとか、堤防をつくることだとか、堤防を一生懸命つくって水をせき上げていきますと、洪水のときには、平地よりもうんと高くなっておるので、一つ破堤すると大災害が起こるのです。だから、水を支配するのには、ある程度自然の力を利用しなければならぬということでもって、遊水地というものが、治水上非常に重要なものとして、保全されてきておったのです。ところが、最近どんどんその遊水地を取りこぼっておる。
○岡本委員 私が申しておりますのは、遊水地を取りこぼつのには、それに身かわるところの調節機能をつくりなさい、それから取りこぼちなさい、調節機能をつくらずに、治水技術の進歩だといって、どんどん堤防ばかり高くしていったら、それを上回るような洪水ができたときには大破堤になって、水が高ければ高いほど大きな破壊力を持っておりますから、大災害の原因になる。
三十七年度の予算を見ると、なるほどこれにつきましては、社会資本的な道路あるいは港湾、治山治水、技術振興、あわせまして六百億近くのものを増額しておられます。おられまするけれども、しかし、この二兆四千億の予算をもちまして、この予算編成の基本とされる点に到達できる自信があるかどうか。この点をひとつ。過去の経験から申しまして国民は不安に思っておる。
しかし、これは——私は、もちろん治水技術についてはしろうとであります。しろうとでありますが、ここが今のような状態で根本的な治水ができないということは、もうはつきりいたしております。これは専門家でもそうだと思う。そこで、ダムの問題が起つて来るのでありますが、先ほども申したように、これはまず第一に知事の管理になつておる。
それからその他の一つの方面といたしましては治水技術と経済的な予算面との関係、これは治水技術を遂行するに当りまして大きな制約を與えるものだろうと考えております。それから第三といたしまして、治水技術のあり方という点に一考を要すべき点があるのではないかこういうふうに考えております。私は今申上げまし左三つのうち経済的な面にちよつと触れまして、技術のあり方につきまして、ここで申上げたいと思つております。
○証人(秋葉滿壽君) それは農林省で適地調査をやつておりましたが、危險性のある所は除いた適地を中心にいたしまして、私が申上げるような治水技術を伴うところの開発をやつて行きますれば、全然御心配は要らないと考えております。
○證人(稻浦鹿藏君) 大先輩の前で私のような若輩が治水技術に対していろいろ申上げることは誠に恐縮に存ずる次第でありますが、アメリカへ参りました報告ということで暫く話す次第であります。
それで治水技術について証言をするのですが、治水技術についてお話するには、それに連関したことを少しお話ししなければならんと思う。それを簡單に私はちよつとメモを書いて来ましたから、それについてお話します。 先ず治水技術についてお話するには治水学ということについてお話したいと思います。
昭和二十五年十月二十日(金曜日) 午前十時三十六分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○建設省その他の建設事業に関する調 査の件 (治水技術に関して証人の証言あ り) —————————————
それは今復舊工事をやつておりますが、誠に遲々たるもので、昔の治水技術官の考え方から見ると、なんだか兒戯に類するようなやり方で、實に遺憾に思つた。これは時勢の結果そうなつたのかも知れませんが、もう少し技術官といふものが責任を取つて、本當に國家を守るのだ、そういう精神を特に御振興下さるように私は切望して置きます。