1947-11-25 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第26号
第一の霞ヶ浦干拓事業、これは霞ヶ浦及び北浦の干拓事業即中止等の請願衆議院文書表番號第二三一號が霞ヶ浦北浦治水協會長より衆議院議長宛呈出せられましたので、本國土計畫委員會においては、農林省開拓局當局より右事情を聽取いたしました。その當時の答辯によりますると、干拓事業は茨城縣知事よりの申請に基き、これを霞ヶ浦干拓耕地整理組合に委託したので、漁業權問題の一部が未解決であるのみとのことでありました。
第一の霞ヶ浦干拓事業、これは霞ヶ浦及び北浦の干拓事業即中止等の請願衆議院文書表番號第二三一號が霞ヶ浦北浦治水協會長より衆議院議長宛呈出せられましたので、本國土計畫委員會においては、農林省開拓局當局より右事情を聽取いたしました。その當時の答辯によりますると、干拓事業は茨城縣知事よりの申請に基き、これを霞ヶ浦干拓耕地整理組合に委託したので、漁業權問題の一部が未解決であるのみとのことでありました。
またこの両者の關係団體である砂防協會と治山治水協會は、當分各自の立場でなるべく協力に事業を推進するの一利あると思います。保安林は約二百萬町歩で全國山林の七〇%にすぎないが、わが國のごとく気象変化甚大なる地域では、森林の有する災害防止能力はまことに強力であるから、この際經済林と保安林の區別を明確にし、保安林はさらに強力なる森林法によりて厳重に確保されねばならぬと思います。
請願者の主なる人は、日本林業會會長、大日本山林會會長、全森連會會長、日本治山治水協會會長、全國治水砂防協會會長、森林愛護連盟會長、全國燃料組合連合會會長、日本林学會會長、興林會理事長、以上の方であります。 この理由でありますが、まず第一に、薪炭林の伐採量に比べて数倍に達しております。しかも薪炭林の伐採面積は、普通の用材林に比べると数倍に達しております。
當時利根水系に對しま する治水計畫というものは、衆議院議員關東地區選出の一府五縣の議員連盟というものができておりまして、これは各派皆一致しまして、無所属にあたる方も全部一致しまして、東京、千葉、茨城、栃木、群馬、埼玉、一府五縣の利根水系に關係のあります衆議院議員が、全部この治水協會の委員として檢討を加えまして、その結果實は利根治水計畫というものが確立しておつたのでありますが、それがまだ工事に著手するかせぬかというときに