1965-10-18 第50回国会 参議院 本会議 第6号
治山治水長期計画を立てましたのも、そういう点でございます。問題は、この広い国土、わが国の特殊な地理的な環境から、災害を受けやすいのでありますが、このうちでも、特に災害を引き起こすような河川、これはいままでの経験でおよそ見当がついてまいっておりますから、こういう河川改修並びにそういう河川の上流地域における砂防等、治山治水に役立つ事柄につきましては、積極的に対策を講じてまいりたい、かように思います。
治山治水長期計画を立てましたのも、そういう点でございます。問題は、この広い国土、わが国の特殊な地理的な環境から、災害を受けやすいのでありますが、このうちでも、特に災害を引き起こすような河川、これはいままでの経験でおよそ見当がついてまいっておりますから、こういう河川改修並びにそういう河川の上流地域における砂防等、治山治水に役立つ事柄につきましては、積極的に対策を講じてまいりたい、かように思います。
第二に、林業政策の基本方針について申し述べますと、まず治山治水長期計画に基づき、国有林及び民有林の治山事業を推進して国土保全の万全を期するとともに、国民経済の急速な発展に伴う木材需要の増大に対処する施策に重点を置く考えであります。
第二に、林業政策の基本方針について申し述べますと、まず、治山治水長期計画に基づき、国有林及び民有林の治山事業を推進して国土保全の万全を期するとともに、国民経済の急速な発展に伴う木材需要の増大に対処する施策に重点を置く考えであります。
昨年における伊勢湾台風の人的、物的被害の甚大にかんがみ「わが党は抜本的な国土保全対策の緊要を痛感しまして、三十四年度中に予備費の使用あるいは補正等により所要の措置を講じて参ったのでありますが、三十五年度予算においても、優先的に公共土木施設等の災害復旧に五百八十一億円を計上するとともに、三十五年度を初年度とする治山治水長期計画を策定して、治山特別会計及び治山勘定を新設いたしているのであります。
これは三十五年が初年度で、昭和四十四年で大体十カ年ということにいたしておりますが、その国民所得倍増計画と今度の治山治水長期計画と、やはりにらみ合わせていくということを先ほど申し上げたのでありまして、今やっておりますお話の昭和三十二年に策定しました新長期経済計画と今度の計画とはまた別の計画である。新しい計画でありますから、さよう御了承願います。
○芳賀委員 そこでお尋ねしますが、この法案の内容は、長期的な治山治水事業を策定するということも一つの目的なんですが、これに関連して政府の策定されておる長期五ヵ年経済計画と今度の治山治水長期計画との関連性というものは、どういう内容になっておりますか。
今回治山治水長期計画というものが閣議決定によってきまるわけでありまするから、これに関連してきまるようないろいろな計画というものも、従って相当程度これは固まってくる、こういうふうに私ども考えております。従いまして、そういった水系別あるいは流域別の利水の計画というものは、今回の治山治水計画の策定によりまして格段の改善になるのではないか、こういうように考えております。
また治山治水長期計画は、経済的、財政的な面からいたしましても、これは慎重な検討を行なった後決定するものであります。この達成につきましては、財政の面からもできる限りの努力を払うことはもちろんであります。ところで、財政演説で説明いたしましたように、ただいま十カ年計画を立て、その中の緊要なものについて前期五カ年計画を立てております。
今回の治山治水長期計画の策定については、目下関係省と協議検討中であるが、二十八年の例もあるので、治山治水事業の技術的面における検討とともに、経済、財政両面においても十分に検討を行い、財政的な裏づけのある現実的な計画を樹立するよう努力中である。