1955-10-14 第22回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
がしかし、ただいま申し上げましたこの治安問題懇談会は、羽仁さんの言われた精神をそのまま織り込んで、そうしてあくまでも民主主義に徹して、そうして国民の気持、あるいは社会感情あるいは民情を取り入れて、そうしてこういう取り締りの面に友愛の精神をもってやっていかなきゃいけない。ただえんま様のようなこわい顔や、こわい形かばりじゃいけない。
がしかし、ただいま申し上げましたこの治安問題懇談会は、羽仁さんの言われた精神をそのまま織り込んで、そうしてあくまでも民主主義に徹して、そうして国民の気持、あるいは社会感情あるいは民情を取り入れて、そうしてこういう取り締りの面に友愛の精神をもってやっていかなきゃいけない。ただえんま様のようなこわい顔や、こわい形かばりじゃいけない。
こういう意味において私のごときまことに不敏なものがこういう重大な問題をひとりぎめにするというようなことは今の民主的な時代に適したものでもないので、従って衆知を集めて、つまり社会感情なり人情なりをとり入れて、そうしてこれが対策に細心の注意と考慮とを払っていくという建前から、ここに治安問題懇談会というような会を作りまして、そうしてこの会に対してつまり法務大臣の相談相手として、世論の帰趨を誤またず、また独断専行
五郎君 国務大臣 法 務 大 臣 花村 四郎君 事務局側 常任委員会専門 員 西村 高兄君 説明員 法務省刑事局長 井本 臺吉君 法務省人権擁護 局長 戸田 正直君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○検察及び裁判の運営等に関する調査 の件 (人権擁護に関する件) (売春対策に関する件) (治安問題懇談会設置