2011-05-16 第177回国会 参議院 決算委員会 第5号
これは、警察署については全国的に老朽化が進んでいる、御指摘のとおりでございますが、新たな治安事象に対応するために、平成二十一年度までの十年間で地方警察官二万五千百八十九名の増員、これも先生御指摘のとおりであります、行われていることなどによって、施設の狭隘化も著しくなっていることから、厳しい財政状況の中、警察署の建て替えを優先して、これに国が補助することとしているということが今御指摘のような現象を生んでいるということでございます
これは、警察署については全国的に老朽化が進んでいる、御指摘のとおりでございますが、新たな治安事象に対応するために、平成二十一年度までの十年間で地方警察官二万五千百八十九名の増員、これも先生御指摘のとおりであります、行われていることなどによって、施設の狭隘化も著しくなっていることから、厳しい財政状況の中、警察署の建て替えを優先して、これに国が補助することとしているということが今御指摘のような現象を生んでいるということでございます
○国務大臣(小野清子君) 先生御案内のとおり、現下の治安情勢というのをかんがみましたときに、国の警察機関としての、組織犯罪、国際テロ、サイバー犯罪等、新たな治安事象に対処するためには体制を整えることはもう不可欠であると、そのような状況になっているわけでございます。
その一に、「新たな治安事象に対する国と地方の警察機関の役割分担の検討」という項目におきましては、国際化やIT化の進展に伴いまして、国際テロ情勢等新たな治安事象に対する国の治安責任、こういったものを明確化しつつ、治安を確保するために最もふさわしい国と地方の警察機関の役割分担について、地方自治体の観点も踏まえて検討を行うということにされているわけでございます。
先般、テロ対策支援法案の連合審査がありまして、国内においてこれに誘発されたといいますか、関連したテロ事件が発生した際に、自衛隊が守るのか警察が守るのか、国内の事案は治安事象であるから原則として警察が守る、こういうような力強いお話があったわけでございます。
いろいろございます出入国管理でございますとか、あるいはハイジャック対策でございますとか、あるいは一般の治安の維持というようなことをやりながらこれに対応していくということが非常に大事なことなのではないかということを思っております、考えておる次第でございまして、第一義的には私ども、委員御指摘のように戦争の形態が変わったという御認識は確かに一つございましょうけれども、それはまた一つの事実として、私はこれは一つの治安事象
近年の治安事象でございますけれども、これは質量ともに悪化の一途をたどっているような状況でありまして、加えて国際組織犯罪あるいはハイテク犯罪といったような新たな治安課題いうものが付加されてきていると、こういう状況でございまして、第一線の業務負担が大変増加をしている、こういうことでございます。
したがいまして、その地域内の治安事象に対しまして、的確にこれに対応していく。そして、いろいろな事案がありましたときに、適切な危機管理能力といいますか、そういうものを備えていく。あるいは人事につきましても、厳正公平にこれを見る力があるということで、組織体を治安の維持という目的に向かって活性化し、あるいはさらに前進をさせていく。
今回の改正は、昨年の一連の事件等の経緯にかんがみましてお願いをいたしているものでございまして、管轄区域外の権限行使を可能にすることによって早期により的確な対処ができるための仕組みをつくっていこうというものでございますが、もちろんそれだけにとどまるものではございませんで、今回の事案を契機といたしまして、警察としても早期にそうした異常な治安事象に、早くからそういう事象を探知して必要な発生を予防する措置をとり
当面は、まず警察において今回の事件の捜査を徹底し、事案の全容解明に全力を尽くすべきものと考えておりますが、あわせて、その過程で得られました教訓事項を踏まえまして、治安事象に対応した捜査体制のあり方についても十分検討される必要があるものと考えております。
以上、警察の当面する問題について申し上げたのでありますが、治安事象は、年々増加を続け、かつ、内容的にも複雑なものとなりつつあります。このような情勢に有効に対処するためには、警察体制の整備充実を図ることが、現下の急務であります。 このため、昭和六十一年度におきましては、鉄道公安業務の都道府県警察への移管に伴い緊急に必要となる、地方警察官二千八百八十二人の定員を確保することといたしたいのであります。
以上、警察の当面する問題について申し上げたのでありますが、治安事象は、年々増加を続け、かつ、内容的にも複雑なものとなりつつあります。このような情勢に有効に対処するためには、警察体制の整備充実を図ることが、現下の急務であります。 このため、昭和六十一年度におきましては、鉄道公安業務の都道府県警察への移管に伴い緊急に必要となる、地方警察官二千八百八十二人の定員を確保することといたしたいのであります。
○説明員(鈴木貞敏君) 先月下旬に警察庁長官を拝命したわけでございますが、今先生のおっしゃったとおり、非常に治安事象といいますか、そういう面から見ますると、国際化の波あるいは科学技術の進歩、あるいは社会経済機構の非常な多様化その他科学技術の進歩、いずれの面から見ましても治安事象にそれがいろいろ反映いたしまして、特異な事件を初めとして犯罪もどんどんふえていく、こういうような一般的な潮流ではなかろうかと
たとえば、「八〇年代を治安の立場からみると、」「治安事象や安全保障問題等をめぐる政治対決に伴う治安事象が発生しがちであり、」とか、いろいろな、聞いてみるとおっかないようなことがずいぶん書いてありますし、法律制度の改正にかかわる問題提起もずいぶん多いようであります。