2000-03-14 第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
液体酸素ターボポンプについては、航空宇宙技術研究所で、キャビテーションと言われる低圧部に発生する液の沸騰現象に伴う軸振動、その抑制機構を実験と理論考察を行って、こちらの方から報告論文も出されております。
液体酸素ターボポンプについては、航空宇宙技術研究所で、キャビテーションと言われる低圧部に発生する液の沸騰現象に伴う軸振動、その抑制機構を実験と理論考察を行って、こちらの方から報告論文も出されております。
温度差が逆転ということになりますと、これはもちろん先生御専門でありますが、これは沸騰現象が起こるわけであります。そうなりますと、沸騰状態になると、ひどい状態になりますと、沸騰によってさらに圧力で水位が押し下げられていくとか、そういう問題が出てまいりますと、最悪の場合は核燃料の溶融、メルトダウンという問題にもつながる、それぐらい大変な問題であったわけですね。
それから細管損傷が重なっているところは、この部分では沸騰現象が起こらないし、健全管の方では沸騰現象が起こるわけでありますし、当然ボイドの発生によるさまざまな影響が違ってくるということも明らかなわけであります。
じゃ、そもそもああいうチャートに、液面かぴゅっと極端に変化して突沸、突然沸騰現象をあらわした場合に、担当者並びに運転の責任者がどういう処置をとれというふうに運転作業基準といいますか、よくマニュアルと言われるものでは決められているわけですか。
これを沸騰現象というふうに考える立場もございまして、この沸騰というのは何かきっかけをつくってやりますと容易に沸騰するわけであります。 噴火というものは、むずかしい言葉で言いますと確率過程と申しますが、引き金作用によって噴火を示す場合が非常に多い、それがほとんどであります。したがいまして、こういう現象が起きたからいつ噴火するということを断言することが非常にむずかしいわけであります。