1992-04-15 第123回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
しかしながら、実際の洪水現象は時間的に変化するとか、洪水が流れている間に河道自体が変化するとか、あるいはまた洪水の水に土砂が含まれているとかいろんな複雑な事情がございまして、洪水時の水位計算というものは、いろいろな仮定と申しますか前提条件を置いたものにならざるを得ません。
しかしながら、実際の洪水現象は時間的に変化するとか、洪水が流れている間に河道自体が変化するとか、あるいはまた洪水の水に土砂が含まれているとかいろんな複雑な事情がございまして、洪水時の水位計算というものは、いろいろな仮定と申しますか前提条件を置いたものにならざるを得ません。
従いまして、浸水による流域の被害の僅少なるに比しまして、河道自体の損害はなはだしく、目下工事中でありました中魚沼郡十日町地先の築堤竣工部分約二百メートルの決壊、水制の流失を初め、下流部護岸水制及び堤防根固めの決壊等、これが復旧費は建設省直轄改修区域内のみにても九千八百万円、さらに全水系にわたる県工事、市町村工事を合せますと、二億一千万円を越えるものと推定されるのであります。
従いまして浸水による流域の被害の僅少なるに比しまして、河道自体の損傷はなはだしく、目下工事中の中魚沼郡十日町地先の築堤竣工部分約二百メートルの決壞、水制の流失を始め、下流部護岸水制及び堤防根固めの決壞等、これが復旧費は建設省直轄改修区域内のみにても九千八百万円、さらに全水系にわたる県工事、市町村工事を合せますと二億一千万円に及ぶものと推定されるのであります。