1964-03-10 第46回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
全壊四百十二基、半壊百四十八基のほか、製品の山元滞貨、フェーン大火後の植林地その他の植林地の幼齢林の折損等の被害が一億七千七百万円余、畜産関係として、交通途絶により搬出不能となり腐敗廃棄した牛乳五百二十四トン、千四百万円余、耕地関係として、耕地造成事業被害等三千九百万円余、農作物関係として、麦類の雪腐れ、果樹、桑樹の被害等二億五千八百万円余、道路関係として、融雪時における泥濘化による被害及び融雪河川関係被害等
全壊四百十二基、半壊百四十八基のほか、製品の山元滞貨、フェーン大火後の植林地その他の植林地の幼齢林の折損等の被害が一億七千七百万円余、畜産関係として、交通途絶により搬出不能となり腐敗廃棄した牛乳五百二十四トン、千四百万円余、耕地関係として、耕地造成事業被害等三千九百万円余、農作物関係として、麦類の雪腐れ、果樹、桑樹の被害等二億五千八百万円余、道路関係として、融雪時における泥濘化による被害及び融雪河川関係被害等
内訳は河川関係被害が最も大きく、荒木川、安岐川、武蔵川等国東地区を初め、桂川水系の大田村地区、判田川、米良川の大南地区、北鼻川の鶴崎地区、臼杵川の臼杵地区等を中心に、県下全域にわたっているのであります。
一方、道路関係の被害といたしましては、一級国道十一号線、二級国道上田・松本線等九百四十一カ所、七億七千万円、橋梁関係五百四十六カ所、六億六千万円余と推定されるのでありますが、特に道路、橋梁関係につきましては、河川関係被害と異なり、町村工事が県工事とほぼ匹敵する割合を示しておりますことは、最も注目すべきことと思われるのであります。