1966-11-29 第52回国会 衆議院 建設委員会 第5号
ただ、いま先生がおっしゃいました水没補償方式とか代替地の問題とか、それらの方法論の問題につきましては、われわれとしましては、河川総合開発調査費の予備調査費の二千万をもちまして、そのうちの約一千万以上は利根川の流出解析、それから洪水調節の計画がどういうぐあいになるのか等に関する基本的な水利調査を実施いたしております。
ただ、いま先生がおっしゃいました水没補償方式とか代替地の問題とか、それらの方法論の問題につきましては、われわれとしましては、河川総合開発調査費の予備調査費の二千万をもちまして、そのうちの約一千万以上は利根川の流出解析、それから洪水調節の計画がどういうぐあいになるのか等に関する基本的な水利調査を実施いたしております。
それから第三番目に、広域利水調査というのを河川総合開発調査費の中で認めていただきます。最近における各種用水の逼迫した事態に対処いたしまして、長期的、計画的な水資源の開発利用をはかる必要があると考えられます。したがいまして、主要地域における河川につきまして、水利に関する調査を行ないまして、いわゆる広域利水調査を策定する基本構想のもとに調査を実施していきたいと思っております。
その次は河川総合開発調査費、これはいわゆる従来の治水計画からさらに飛躍をいたしまして、堰堤による洪水調節を主眼としたもので、そのほかに堰堤をつくりますについては、せつかくの落差を利用し発電をする。さらにその貯溜した水で灌漑あるいは工業用水等の確保をはかろうという、いわゆる多目的ダムの計画を立てて行きます調査費でございます。
次が河川総合開発調査費の補助でございます。これは先ほど申上げました河川総合開発事業として施行せられる堰堤地点の調査、並びに流量とか、その他の調査をするためにこれを支出いたしまして、この事業の振興を図りたい、こういう予定で掲げておるのでありまして、その数字もあとに出ておるかと存じます。 次に砂防事業でございます。