1994-08-25 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
河川管理そのものの内容ですが、締めつけばかりがそういった意味でも厳しいわけでありますけれども、河川管理能力を国民の生活のために十分に生かして、河川水の弾力的な有効利用をこういうときこそ、あるいはこういう事態になる前に予測して十分な手は打てたのではないか、また打つべきではないか。そういう観点から見たときに、なぜそれができないのか、大変その点に疑問を持つわけでございます。
河川管理そのものの内容ですが、締めつけばかりがそういった意味でも厳しいわけでありますけれども、河川管理能力を国民の生活のために十分に生かして、河川水の弾力的な有効利用をこういうときこそ、あるいはこういう事態になる前に予測して十分な手は打てたのではないか、また打つべきではないか。そういう観点から見たときに、なぜそれができないのか、大変その点に疑問を持つわけでございます。
あるいは多摩川の裁判あるいは加治川の裁判、いろんな問題で河川管理そのものについて新しい哲学を持たなければいかぬと言って、あなた、局長去年もう思い切った発言をされた。私はそれを、あなたを責めるんじゃなくて、評価しているんですよ。そういう本当に河川行政についての、河川管理についての新しい哲学を持たなければこれは日本の国はよくなりませんよ。
それから次に、国の河川管理そのものについてでありますが、まず、法案の四条とか五条の問題ですが、河川の認定基準あるいは、いわゆる一級河川そのものを法律で明文化するという、そういうことがいいかどうかという、そういう問題点であります。このことは、いわゆる一級河川をしぼるということにもなるわけです。従来この点に、三つの認定基準が並列的に並べてあるわけです。