1968-04-26 第58回国会 衆議院 建設委員会 第19号
○今泉政府委員 先生のお尋ねによりますと、非常に全国的かつ網羅的なものをお考えのようでございますが、私どもの実際考えておりますのは、理想といたしましてそういう性格のものができ上がれば非常にけっこうなことだと思いますが、具体的には、それぞれの河川水系別にそれぞれの目標年次をきめ、具体的な計画を立てていく、こういう作業が一つと、それからさらに全国的に水需給の一般調査をいたしまして概括的な目標を立てる、この
○今泉政府委員 先生のお尋ねによりますと、非常に全国的かつ網羅的なものをお考えのようでございますが、私どもの実際考えておりますのは、理想といたしましてそういう性格のものができ上がれば非常にけっこうなことだと思いますが、具体的には、それぞれの河川水系別にそれぞれの目標年次をきめ、具体的な計画を立てていく、こういう作業が一つと、それからさらに全国的に水需給の一般調査をいたしまして概括的な目標を立てる、この
根本的なものを、やはり一般的に、河川水系別にはいろいろ事情はありましょう。特殊な例外はありましょうが、原則的立場からいえば、治水の大きな順位というものは、どういうものかということが、いまだ明らかでないように思うのです。建設大臣は、どういう御方針でおられますか。
○田口委員 最後の問題、少し大臣誤解しておられるようでございますが、この十万円以下の小災害を五十メートル程度離れたものを一緒にしたということではどうしても包含ができないのでありまして、小さい河川でございますから、この河川水系別にずっとその人の耕地をまとめていただいて、十五万円以上にするというような行政措置ができぬかどうかということをお伺いしておるわけでございます。
今、立てられておる十数カ所の総合開発計画は、どこもやはり河川水系別に計画が立てられておる。河川というものはまん中を流れておつて、これが計画のバツク・ボーンと申しましたか、重心をなしておるのでございます。
従つて河川水系別による開発が今日における最も実行性のある開発の仕方ではないかとも考へられる。現在只見川、熊野川等有力な開発区域が考へられているが、同時にテネシー開発がニューヨーク、ボストンの文化の偏倚の修正として考へられたと同様に、東京の過重文化に対して、利根川の総合開発が考へられるべきである。また一つの重要な課題として、都市と同様な文化面を農村に与へるという農村計画が必要である。