1993-08-31 第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
そういう状態でこの五石橋を置いておくことがいいのかどうか、この問題は、常に私ども県におりましたときも河川当局者としてあるいは文化財の保護者として相克、矛盾の思いを持っておったわけでありますが、結論的には、行政といたしましては住民を安全に通すことが第一だ。
そういう状態でこの五石橋を置いておくことがいいのかどうか、この問題は、常に私ども県におりましたときも河川当局者としてあるいは文化財の保護者として相克、矛盾の思いを持っておったわけでありますが、結論的には、行政といたしましては住民を安全に通すことが第一だ。
で、ある雑誌によりますと、河川当局者の中には、河川事業は新しい水サイクル、都市対策の一分野として機能を果たせばよいというような意味のことを言われておるわけでございますが、これは私は補完的な姿勢に立っていると、こう思うわけです。
そこで、そういう場合における河川当局者の河川管理というものは、その業をやられる方からすると、ずいぶんめんどくさいことをおそらく言うのではないかと思うのであります。しかし、そういうめんどくさいことを言っても、河川の目的あるいは河川の使命というものを全うできるためには、河川の管理というものが十分行なわれる一むしろ少し緩に過ぎているのではないかという非難を私は耳にいたしたのでございます。