1993-04-08 第126回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
建設省の九三年度の河川局予算のパンフレットを見ますと「大都市のゼロメートル地帯等、一旦氾濫した場合には壊滅的な被害を受けることが予想される地域において、耐水・耐震性を強化した河川整備を進める」こういうふうに書いてあるわけであります。 壊滅的な被害を受けないように、そういうことで事業の推移を見ていきますと、これまた補助事業とはいえ大変心もとないのが実態なんです。
建設省の九三年度の河川局予算のパンフレットを見ますと「大都市のゼロメートル地帯等、一旦氾濫した場合には壊滅的な被害を受けることが予想される地域において、耐水・耐震性を強化した河川整備を進める」こういうふうに書いてあるわけであります。 壊滅的な被害を受けないように、そういうことで事業の推移を見ていきますと、これまた補助事業とはいえ大変心もとないのが実態なんです。
これに一級河川の指定区間、二級河川あるいは海岸堤防を含めるとかさ上げ等対策が必要となる延長は莫大なものとなりまして、これに要する事業は、今後なお検討すべき点がございますが、そのため具体的な数字は申し上げにくいわけでございますが、極めて大ざっぱに言って数十兆円のオーダー、またこれを平成三年度河川局予算に比較しますと数十倍のオーダーになると考えられます。
そのほかは計画局分でございますが、この費用をもちまして、両方相関連いたしまして調査を進めるわけでございますが、三十三年度は当初でございますので、とりあえず特に汚濁のはなはだしいと認められまする隅田川、それから江戸川、それから淀川並びに遠賀川の四河川につきまして、河川局予算をもちまして汚濁の状況、水質の分析試験等の調査を行うということにいたしております。
河川局予算の重点といたしましては、まず第一に、河川総合開発事業、すなわちダムの事業につきましては、特に三十一年度には継続事業費を追加いたしまして、そうして今後の新しいダムの建設について計画性を持たしたという点が一点、それから継続費として事業を進めておりますものは、従来の計画に従いまして中業を促進することといたしたのであります。