2020-04-01 第201回国会 参議院 決算委員会 第1号
私は長らく河川分野で仕事をしましたけれども、これまでに経験のない現象であります。交通ネットワークも同様で、全国各地で高速道路や幹線道路、鉄道などが寸断され、至る所で孤立集落が発生しました。こうした現象はこれからも更に増加するというふうに考えられます。 このような状況下ではありますけれども、パネルにお示しをしましたけれども、残念ながら公共事業予算はこの二十年間削減が続いてきました。
私は長らく河川分野で仕事をしましたけれども、これまでに経験のない現象であります。交通ネットワークも同様で、全国各地で高速道路や幹線道路、鉄道などが寸断され、至る所で孤立集落が発生しました。こうした現象はこれからも更に増加するというふうに考えられます。 このような状況下ではありますけれども、パネルにお示しをしましたけれども、残念ながら公共事業予算はこの二十年間削減が続いてきました。
昨年七月の西日本豪雨災害の復旧においては、道路分野とか河川分野、これの連携を図ることによって一体的な工事を実施をすることができました。これによって復旧時期というものを前倒しをすることができた好事例があります。これは、関係者の皆さんの連携であるとか共同、こういったことの重要性というものを改めて認識をした事例だろうというふうに思うところでございます。 一方で、課題も出てまいりました。
河川分野におきましても、河川を管理する国、都道府県、政令市において、大規模水害に対する想定被害額の算定をしっかりとこれはしておくことが必要であるということを改めて申し上げておきます。
建設省では、これに基づきまして、国土地理院を中心といたしまして、基礎的あるいは基盤的な地図の電子化でございますとか、あるいは道路、河川分野におきますいろんな地図の図面について電子化を推進しているわけでございます。