1996-03-01 第136回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
それから、昨年の阪神・淡路大震災でも明らかになりましたけれども、大河川下流部の軟弱地盤地帯においては、通称ゼロメートル地帯というような海面の高さより低いような土地がございます。
それから、昨年の阪神・淡路大震災でも明らかになりましたけれども、大河川下流部の軟弱地盤地帯においては、通称ゼロメートル地帯というような海面の高さより低いような土地がございます。
○松田説明員 河川下流部の内水問題につきましては、現地の地勢とか河川の状況あるいは市街地の立脚している場等いろいろ複雑な事情によってよくはんらんが起きたりいたします。地元の市町村あるいは皆様方の地元に詳しい御意見も参考にしながら従来私ども鋭意努めてまいったつもりでございますが、今後下水道の普及その他内水排除施設の普及、だんだんそういう時代になってくるかと思います。
「河口ぜきは、河川の最末端において、従来は塩水と混交してしまい、淡水としての利用が不可能であつた残水の全部または大部分を、河口ぜきを建設することにより利用可能にしようとする構想」であると、こう書いてございますし、さらにその後の方で、「特に大河川下流部の都市用水需要の増大に伴つて、今後大きくクローズアップされてくるであろう」「利水面においては河川の最末端において、水の高度利用を図ろうというものである」
山地である長野県においては、その地質の脆弱性のために著しい山腹崩壊を起こし、その流失土砂が人命を犠牲にし、田畑、家屋等を埋没して被害を甚大ならしめ、また、河川下流部においては、ダム等の影響のため大はんらんを生ずる等、災害の深度において空前のものとなったのであります。
前者はその地域内に庄川、日光川、筏川、鍋田川を擁し、最西端には木曽川が伊勢湾に注ぐデルタ地帶でありまして、従来から水害をこうむりやすい條件下にありましたが、河川下流部の河床の土砂堆積に加えて、去る昭和十九、二十年の両年にわたる大地震により、地盤が著しく沈下いたし、少い所で三十センチ、鍋田のごときは一メートル近くも沈下しておる。