1947-11-11 第1回国会 参議院 電気委員会 第9号
尚次の請願關係もありますので、内務省の國土局の河川課長が説明員として來られるそうであります。今の原口議員の説明に關しまして、或いはこれの審議のために必要な問題につきまして、説明員に對して、又は政府委員に對して、御質問がありましたらお願いいたします。
尚次の請願關係もありますので、内務省の國土局の河川課長が説明員として來られるそうであります。今の原口議員の説明に關しまして、或いはこれの審議のために必要な問題につきまして、説明員に對して、又は政府委員に對して、御質問がありましたらお願いいたします。
その請願の内容は、富山縣は地勢上急流河川が多くて毎年災害が起る。その災害のために、特に最近における河川山地の荒廢が甚だしいために本縣では治水が非常に重要な問題になつておる。一方縣の財政は河川に要する費用によつて非常に支出が厖大になつておる。
他いろいろの關係から見て、生産の増強になる方向にもつていくということはできないものかどうかということ、これに對してたとえばわれわれから申しますならば、同じく産業を起すと申しましても、簡單に公共事業費としていろいろなところに組んでおりましても、これをたとえば新しく産業を起すようなところに相當たくさんもつていけば、當面の生産復興というようなことはできないわけでありますか、たとえば耕地の改良であるとか、河川
縫いまして復旧費は調査の進むに従いまして次第に増加して参りまする傾向でありますが、現在までのところ直接改修河川関係において約二十億円、都道府縣の復旧関係におきまして約百五十億円の程度であります。
入間川水系各河川の改修工事施行に關する請願、馬場秀夫君外二名紹介、文書表番號八四〇號、以上二件を一括議題に供します。紹介議員の説明を求めます。馬場秀夫君。
御請願の淺水川の改修につきましては、政府におきましてもつとにその改修の必要を認めまして、昭和八年の土木會議において、これを中小河川として採用することにきめておるのであります。お話の通り淺水川の水源地帶は非常に荒れております。從つてこの上流部には非常な土砂が流出しておる關係上、まず第一期といたしまして、上流地方の砂防工事はすでに着手しておるのであります。
ところが河川漁業のお方は、ぜひこの「あゆ」を禁漁して呉れ。「あゆ」を禁漁すれば「いわし」が捕れんことはないというようなことで、非常にデリケートな問題になつておりますので、一つ水産委員會の方で適切な御判斷を願いたいと思います。
そういう方法をとらずとも、ほかに十分の生産増強の途があるというものに對して、ただいたずらにここに主力を注ぎ、しかして一方におきましては、水害對策といたしまして、明年の作付にも影響するというような農耕地の復舊、あるいは河川堤防の決壊の復舊というような、現實に食糧増産に大なる影響あり、民生安定に大なる影響あるものは、ここにおいては抑えられておる。
本年四月に北海道、東北、北陸地方に融雪の被害がありまして、六、七、八、九の水害が連續いたしまして、その地域は四十五都道府縣に及びまして、復舊額はその後調査を進めますに從いまして、次第に増額する傾向がありますが、現在までのところ直轄改修河川關係において約二十億圓、都道府縣復舊額におきまして、約百五十億圓、なかんずく關東及び東北地方が最も被害が甚大でありまして、降雨量もこの邊は從來の記録を破つたくらいのものでございまして
特に今御説明にありましたように、非常に少い豫算でありまして、直轄河川の方はどうやら繼續ができましても府縣の補助というものは、第三・四半期に六億圓程度あつたものが、第四・四半期ではまるきり零になつてしまうのであります。
播洲平野を貫流しております重要河川でありますが、その上流と下流とは、先年すでに國營によつて河川改修が終了しているのであります。ところがその支流と中流がそのままになつておりまして、年々相當の被害がありますので、その改修工事の施工を再々請願いたしておつたのでありますが、戰時中これがはなはだ困難な事情にありまして、今日に至つているわけであります。一昨年と昨年と本年の水害によりまして相當の被害があります。
またその上流部は、佐治川ともう一つは何川でありましたか、二つを現に中小河川改良工事といたしまして、國庫補助を出しまして改良工事を進めておるのであります。その中間だけが取残されておりまするので、これにつきましてはでき得る限り明年度あたりから、中小河川改良工事を實施いたしたいと思いまして目下準備中であります。極力御期待に副うようにいたしたいと思います。
○三島説明員 筑後川が福岡縣におきまする大筑後平野を貫流いたしておりまして、非常な重要河川でありまして、その工事の促進をはかる必要のありますことは十分私どもも認めておるのであります。今年度におきましても相當額の經費を筑後川のためには出しておるのでありますが、何分にも物価高のために十分に工事が進捗いたしておりません。
稚「あゆ」採捕の状況は申すまでもなく、「あゆ」の習性は一年生の魚族であり、晩秋河川で産卵孵化せる稚「あゆ」は直ちに海に下り、波静かにして、棲息適温攝氏十二三度の内湾で越冬、翌春川を遡り始めるのでありますが、その稚「あゆ」は何分にも小型であるため、他の魚の餌料となつて減少するのが多いのであるが、今や河川に遡つて成長せんとする寸前を、河口において「あゆ」の型もできておらん「しらす」期にとり盡くされるということが
) 三四 仁尾港修築促進の請願(福田繁芳君紹 介)(第八〇二號) 三五 川上川砂防工事施行の請願(伊藤恭一君 紹介)(第八〇三號) 三六 富山縣下の砂防工事施行の請願(佐伯宗 義君紹介)(第八一七號) 三七 大花羽村地先の鬼怒川に橋梁架設の請願 (鈴木明良君紹介)(第八二五號) 三八 關本町地内鬼怒川沿岸築堤工事施行の請 願(鈴木明良君紹介)(第八三三號) 三九 入間川水系各河川
しかるに戰爭中ひとり阿武隈川には限りませんけれども、全國の直轄河川等の豫算の多くは、遺憾ながら戰爭方面の經費によつて削減をされまして、そのためにこの請願の阿武隈川の豫算も相當削られました。從いまして勞力、資材關係等もこれに加わつた關係上、以外に竣工の期間が延び延びと相なつておるのであります。
今囘提出されました天龍川砂防工事は、その天龍川の中小河川の砂防を請願しようというものであります。この天龍川に、ごく最近におきましてこの川を利用する發電のダムが建設されまして、これがいわゆる中小河川から流しまする土砂を止めた結果、昨年度においては非常な氾濫をいたしたのでありますから、今囘内務省におきましては天龍川の直轄工事に著手することになりまして、近く起工式があげられることになつております。
また一方直轄砂防工事もこの天龍川流域には施しておるのでありますが、何しろ相當荒れておる關係上、直轄河川においては今後なお四千五百萬圓くらい、それから府縣の補助の砂防工事といたしましては、これを完璧を期する上においては、なお天龍流域においては四億八千萬圓という巨額な工費を要するように見積つておるのでありますが、しかしながらそれほど水源地が荒れておる關係上、できるだけ急速にこの砂防工事を完成いたしまして
○岩沢政府委員 御請願の河内川の改修のことにつきましては、すでに内務省におきましてもつとにこれを認めておりまして、昭和八年の土木會議においては、全國の中小河川の中にこれを加えておるのであります。
内務省におきましては、昭和十五年以來砂防工事を實施して今日に至つておりますし、またその下流につきましては中小河川の改良工事といたしまして、その工事費の補助をして今日に及んでいるのでありますが、いずれにいたしましても、砂防工事といい、河川の改良工事といい、いずれも豫算に制約されておりまして、十分に御滿足がいくだけの工事が進捗していないのであります。
○三島説明員 鳥取縣が地勢の關係上河川がことごとく急流河川でありますので、砂防工事を必要といたしますことは、政府におきましても十分認識いたしておる次第であります。ひとり鳥取縣といわず、各縣ともとかく砂防が閑却されました結果、河川の改修が非常に負擔が重くなつておることは、私どもも認めておるのであります。
水道をつくるほどの河川もないところでございます。しかるに鴛泊港は利尻山の山麓の一箇所から、地下水が自然に湧出するのでございます。これをわずかの設備をもつて、鴛泊の村全體に完備したる水道をもつております。かくのごとき状態のところは、ほとんど島のどこにもございません。禮文島はもちろんそうですが、利尻島内にもそういうところはないのであります。
○鈴木雄二君 水無川は神奈川縣丹澤山塊に源を發しまして、金目川に合流して相模灣に注ぐ川でありまして、流路は延長七キロ餘でありまして、つとに河川法準用河川として縣下の重要な中小河川でありますが、まつたく未改修の原始的河川であります。周知のように丹澤山塊は關東大震災と、伊豆の大震災によりまして、地盤が非常にゆるんでおりまして、その荒廢は極度に達しておるのであります。
刈羽郡竝びに柏崎市におきましては、昭和十九年七月及び翌二十年七月の豪雨で、鯖石川、別山川及び鵜川の各河川が氾濫し、耕地を初め宅地建物は甚大な洪水の害をこうむり、生産は激減し、物質の喪失もまた莫大なる額に上りましたため、郡市民はこれらの河川に對してあらゆる施設をして、向後このやうな水禍を永遠に防止克服するの方策を立てなければならぬとするの要望が熾烈となり、関係市町村は數度協議の結果、その根本的解決策の
○荒木委員長 次は日程第二、大分縣下の各河川砂防工事施行の請願、村上勇君紹介、文書表第七二四號、紹介議員の説明を求めます。村上勇君。
それがために河川に非常に早く出て來る。こういうことになると思います。もう一つ、例えば四十三年と今年と比較すると、四十三年には日本の人口が恐らく五千万内外しかなかつたが、今日は八千万の人口がありますから、それだけの人口が川の上流下流に居住しておるわけであります。從つて洪水が出て來ると、四十三年に比較して各地に三千万人も多いのですから、どうしても被害が大きくなる。
請願 (第五十七号) ○廣島縣嚴島町の災害復旧工事に関す る請願(第六十一号) ○最上川本支流の改修工事に関する請 願(第六十三号) ○馬見ケ崎川砂防工事に関する請願 (第六十五号) ○砂防行政の一元化に関する請願(第 六十八号) ○砂防事業補助費増額に関する請願 (第六十九号) ○岩國港の開港場指定に関する請願 (第七十号) ○岡山縣下の砂防工事に関する請願 (第七十五号) ○呉市河川
○委員長(赤木正雄君) 昨年出ました農地法と申しましたか、或いは名前が変つておるかも知れませんが、あの法律のために河川法、砂防法、森林法は事実において非常に制限を受けて、その法律上の機能を発揮していない状態になつておるようですが、こういう事実に鑑みて農地法をこの際改正なさる意向はありませんか。
先ず第一番に河川沼沢を利用して小型の発電所を作り、石炭の需要をカヴァーする、この点であります。すでに御承知の通り森林の濫伐によつて洪水が盛んに起きております。これらを除くためにダムを造る。そうして小型の発電所を作つて石炭の需要を代替する。例えば私共の方の潜水衣具を造る場合においても、工場には電熱を使う。或いは燃料の節約をする。
併しながら予算の関係上、今日までまだ中小河川としての改良工事には着手をいたしておらないのでありますけれども、現状は放つて置くわけに参らないように荒廃いたしておりますので、今年度におきましては廣島縣廳と十分協議いたしまして、中小河川改良費の補助金はなかつたのでありますけれども、災害防除施設費補助というものがありまして、中小河川ほどに至らない、局部的な改良工事でありまして、災害を未然に防止し得るような工事
○原口忠次郎君 私はこの常願寺川の改修工事については何川課長のお説は結構なのですが、私は富山縣の河川についてはこういう考えを持つております。こういうふうな、非常に急流な河川こそ上流に余程大きな砂防堰堤を造つて頂く、そうして平地に流れて來るやつはできるだけ低水になるように洪水を流し出す、こういうふうなやり方を富山縣あたりでは特にお取りになる必要があるのではないか。
請願 (第五十七号) ○廣島縣嚴島町の災害復旧工事に関す る請願(第六十一号) ○最上川本支流の改修工事に関する請 願(第六十三号) ○馬見ケ崎川砂防工事に関する請願 (第六十五号) ○砂防行政の一元化に関する請願(第 六十八号) ○砂防事業補助費増額に関する請願 (第六十九号) ○岩國港の開港指定に関する請願(第 七十号) ○岡山縣下の砂防工事に関する請願 (第七十五号) ○呉市河川
まず被害の概況を申し上げますと、道路、橋梁、河川、海岸、砂防等の復旧に要します土木工事費は総額八十二億余万円に上り、農耕地及び耕作に必要なる公共施設の復旧に要する費用は六十三億余万円でありまして、土木並びに農耕地復旧に要します費用のみを合計いたしましても、実に百四十五億余万円の多きに上るのであります。
北海道、東北或いは新潟、そういう方面の河川に上つて來るところの「さけ」だけでございます。実用から申しまして、これを計画給配するのに非常に困難でもあり、なかなか適せないというふうに私共は考えました次第であります。これは從來ともなかなか統制のルートには乘つておりません。