1949-04-07 第5回国会 衆議院 建設委員会 第5号
今回の機構改革は、機構において三割程度縮少するという原則をまず定めまして、これによつて着手いたしたのでございますが、從來建設省におきましては、総務局、河川局、道路局、都市局、建築局、特別建設局、そのほかに建設工事本部と官房があつたわけでありまして、六局、一部、官房となつておりますのを、官房は残しまして、管理局、河川局、道路局、都市計画局、住宅局の五局にまとめたい、なお管理局の中に特別建設局にあつた営繕部
今回の機構改革は、機構において三割程度縮少するという原則をまず定めまして、これによつて着手いたしたのでございますが、從來建設省におきましては、総務局、河川局、道路局、都市局、建築局、特別建設局、そのほかに建設工事本部と官房があつたわけでありまして、六局、一部、官房となつておりますのを、官房は残しまして、管理局、河川局、道路局、都市計画局、住宅局の五局にまとめたい、なお管理局の中に特別建設局にあつた営繕部
○今村(忠)委員 それだといたしますと、一体都市計画という意味をはなはだ私たち疑わざるを得なくなつて來るのでありまして、埋め立てたあとが、今までは河川だつたのでありましようが、土地になつたときにおいて、これがどう使われるかということは、やはり都市計画の一部だと私たち考える。それに対して、何ら指示を受けずして道路をつくつて、しかも住宅街にするというようなことは、都でかつてにできるものでありますか。
○今村(忠)委員 重ねてお伺いしますが、市街地であると言われるけれども、もともとは河川であつてその埋立ての許可が行われて、今度新たに市街地として使用されるということであるから、私は当然監督官廳のしかるべき処置とか許可が必要だと思います。前例としてはまことに少いことでありましよう。從來市内の河川を埋め立てたということでありますから、われわれにいたしましても初めて聞き及ぶ新しい事件であります。
○高野政府委員 御質問の内容は、実は私のところでは十分にわかつておりませんので、今この案に盛つてありまするような、たとえば河川災害百九億何がしというもの、これにつきましては、建設省ではそれぞれ今ご質問の内容のごとき詳細なるものを仕立てておられるわけです。
一般が五十九億四千三百万円、これは一般の河川改修費であります。 さらにこの災害の内訳を申し上げますると、一般と申しますのは直轄河川改修、中小河川の改修それから北海道その他の河川改修費であります。
一昨年の半ばごろから建設省、元の内務省と言いますか、その時代から全國を一貫したる河川全体にわたつて治水調査会というものをつくりまして、先般新聞等においてもその一部を発表されておつたようなわけでありまするが、その治水調査会におきまして、大体全國の十大河川を初めとしてその他九十幾河川かの中小河川等につきましても、調査はほとんど完了に近ずいておるような現状であります。
政府の経済白書にも、昭和二十四年度に繰越される河川、耕地、山林等の要復旧額は約八百億円に上り、これが食込みとして災害に対する抵抗力をますます減少させるので、僅かの降雨によつても出水を招き、農地荒廃、山林破壊等、災害を拡大再生産していると言つております。
これには申すまでもなく、急速に河川の改修をいたします。又維持修繕をいたすと時時に、砂防の万全を期せなければならんのであります。從つて建設省といたしましては、御承知の通りいわゆる溪流砂防を担当いたしております。この砂防については他の河川改修と全く同一に私共は重く見ております。砂防を軽視いたしておるということは毛頭ございません。この点は御了承願いたいと思うのであります。
直轄河川災害費は國が直轄に河川をやつております河川区域に災害の起きた場合の復旧費、それから北海道道路河川その他災害復旧費というのは北海道は特に全國費でやつております関係でこういうものを拔き出して、國家予算で特別扱いにやつているのであります。
それで当初河川の一般から申上げますと、この要求は大体私の方では一應河川が安心できる程度の河川改修をやりますといたしますれば、この十ケ年計画の表を御覽頂くと分りますが、新規に十一河川を著手し、このために約一千七百億、中小河川におきまして新規に著手すべきもの五百河川を加えて七百河川を完成するものとして九百億、更に北海道に三百億、北海道河川に三百億というようなものを合計いたしますと二千九百億となります。
二十二年以前の河川関係ですね、この河川関係の災害が二十二年に幾ら受け、二十三年度に幾ら受け、その合計が幾ら、それに対してですね、幾ら二十二年以前に支出したか、二十三年に支出したか、從つて二十四年度に補充されないで持ち越されて來ているものは幾らか、全体について七百九十九という数字が出ている。あなたの方のこの前貰つたうち、河川関係が分らないのです。
ただ先ほど申し上げましたように、文教予算の関係で——新聞で御承知かと思いますが、聞くところによりますと、十五億ないし十六億程度のものを五百億のわくの中で捻出するという努力がなされておるように私は承知いたしておりますので、從いましてもしそれが行われます場合には、おそらく各項目から、たとえば農業とか、港湾とか、河川とか、道路とか、全部の項目にわたりまして、結局三%減ということになりはせないかという懸念があるものでございまするから
○近藤説明員 補助率と申しましても、法律にいろいろきまつて、たとえば河川法とか道路法とか、そういつたものにきまつたものもあります。これはなかなか簡單に変更はできないものでありましよう。しかしながらそうでなくて、ただ農林省とか各省單独できめておるのもございます。
その他に日本國家直接の河川改修としての天龍川もぜひ入れていただきたい。大きな河川改修はそれだけであります。そのほかに地すべりと称して運営委員会でも一昨年來問題になつておるのでありますが、新潟縣、長野縣の北部における特殊事情として地すべりがあります。これは雪解けの時期でないと見られません。今は時期のいいときでありますから、ぜひこれを見ていただきたい。
更に河川災害の累増、山林の消耗等、國土の荒廃、國富の喰い潰しの傾向も亦憂うべきものがあるのでありまして、インフレーシヨンの緩慢化と生産水準の上昇の背後には、誠に憂慮すべき実態が隱されていることを指摘せざるを得ないのであります。言葉を換えて申しますれば、米國の援助と補助金政策とによつて衰乏経済の上に実力以上の経済運営が行われているというのが、日本経済の現状であると申さなければなりません。
さらに、河川災害の累増、山林の消耗等國土の荒廃、國富の食いつぶしの傾向もまた憂うべきものがあるのでありまして、インフレーシヨンの緩慢化と生産水準の上昇の背後には、まことに憂慮すべき実態が隠されていることを、指摘せざるを得ないのであります。換言すれば、米國の援助と補助金政策とによつて衰乏経済の上に実力以上の経済運営が行われているというのが日本経済の現状であると申さなければなりません。
一方法 河川、道路、住宅並びに國土、地方、都市計画等及びこれ等に関連せる諸建設事業に関し廣く官民より計画、実施、成果等につき意見を聽取し、実地を調査し、資料を蒐集整備し、合理的なる方策の基礎を作るとともに関係諸法規の改廃について檢討を行う。 一、期間 今期國会開会中。 一、費用 なし。 右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。
やはり河川の改修はどこまでも経済的な見地を基礎に考えて河川改修をやらなければならぬ。從つて経済効果の最大なるところから河川改修を行つて行く、これが重点と考えております。そうなりますと、必ずしも大河川が重点であるということにはならないのであります。從つて小河川でありましても、その箇所によりましては、重点的に考える箇所が起つて來るということになつて参ります。
建設行政一般に関しましては、前回の懇談会におきまして当局の説明も一應終了いたしておりますので、本日は問題を主として河川関係及び住宅並びに都市計画等について当局の説明を聞き、これに対して質疑を行いたいと思います。一應河川に関してその現状並びに政府の治水の計画等について承知いたしたいと思います。河川局長より説明を求めます。
○目黒政府委員 それでは河川の現状と過去の改修状況を御説明申し上げます。わが國の河川改修は、明治二十九年に直轄工事に着手しまして、昭和二十二年度末において竣工したものが二十二河川、増補中のものが四河川、維持工事の施行中のものが七河川であります。このために大体六十七万町歩の田畑が水害を免れております。
これをどうしても本格的にやりまするのには、先ず大きなるところの河川を掘鑿して、計画的排水の基礎を作るのでなければ到底いかんのであります。私は曾てカリフオルニアのスタツクトンにおいて、この方法により立派に泥炭地で成功している所を見たのであります。これは昔、牛島謹爾という馬鈴薯王がこの場所で始めたのでございます。
なお恒久対策といたしましては、河川の改修整備、山林涵養あるいは農業共済制度を拡充強化いたしまして、数字にわたつて受けて参りました災害を未然に防止する方途をすみやかに講じましてこそ私は食糧増産が期し得られる、こう思うのであります。 次に農村金融の問題であります。
その際に道路行政の問題も取上げられ、又港湾行政の問題も論議されたのでありますが、それのみならず農林省との関係において開拓事業の関係、或いは河川修理等に必要なる植林の問題、言い換えれば山林、砂防の問題等が論議されまして、できるだけ各官廳の権限を調整する必要がある、こういう声が高かつたのであります。
一、方法河川、道路、住宅並びに國土、地方、都市計画等及びこれらに関連せる諸建設事業に関し廣く官民より計画実施成果等につき意見を聽取し、実地を調査し、資料を蒐集整備し、合理的なる方策の基礎を作ると共に関係諸法規の改廃について檢討を行う。 一、期間今期國会開会中
災害対策の基本は、申し上げるまでもなく、單に災害復旧にとどまることなく、進んで治山、治水の恒久対策を樹立するにあるのでありますが、これがため積極的に河川の改修、維持修繕、砂防の全きを期せねばなりません。これがため至急施工を要するものがおびただしい数に止るのでありますが、限られた予算を計画的に、最も有効適切に使用し、最大の効果を收めたい所存であります。
建設政務次官 内海 安吉君 建設政務次官 赤木 正雄君 建設事務官 総務局長 中田 政美君 同 都市局長 財津 吉文君 同 建築局長 伊東 五郎君 同 特別建設局長 八幡 三郎君 建設技官 河川局長
わけても河川局のごときは、この二百八十四億中百七十億というような金額に承つております。特に河川局におきましては年々歳々直轄河川の大氾濫ということがありまして非常な被害をこうむつて暗澹たる状況であります。この際二百八十四億中百七十億というように比率においては比較的多い河川局の予算分配の当局案というものを早急に承つて、私どもも協力いたしましてこれを檢討いたしたいと思います。
今日まで北海道がいかに植民地的な取扱いを受けたかという一例といたしまして、北海道の河川がことごとく原始河川のまま残されておるのであります。すなわち、明治初年開道以來八十年間に北海道の全河川に投ぜられたところの國費の総額は、わずかに八千万円であります。実にこれは利根川一本に投ぜられたところの國費にも及ばないのであります。こういう状態で、どうして日本の経済の再建をすることができるでありましようか。
第一に産業の開発が東北においては非常に遅れている、未開墾地も非常に多い、水力発電等も十分に開発されていない、從つて河川、道路、港湾などの開発が十分になされていない、殊に我々は感じましたのでありますが、例えば二度の水害によりまして破壞されましたところの東北の基幹線が岩手の一ノ關附近におきましては今日でも殆んどもう間に合せの修理をやつて、そうしてそこのところをのろのろと徐行しておるような程度なのであります
堤防がない方が、或る程古に平等院が建てられたときのいろいろな氣持というようなものが分り、そこに一つの價値があるのじやないかこう思うのでありますが、もとよりあの場所は洪水を防ぐという、これは止むを得ない処置でありますけれども、最近においてはそういう必要も、河川の改正やなんかなくなつておるそうであります。
公共事業費予算の箇條につきましてお話いたしまして、如何にこの種の予算がこの公共所業費予算に本当に盛り難いものであるかということを御了解願いたいと思うのでございまして、御承知のように公共事業費予算は昭和二十一年から始まりまして、從來のいわゆる建設事業の外に民生安定の一般予算を含めまして公共事業費予算というものができたわけでございますが、爾來この公共事業費予算に盛り込まれておりますものは、主なものといたしまして河川
昭和二十三年度一般会計予算補正 (第二号) 昭和二十三年度特別会計予算補正 (特第二号) 同日議院において採択することを議決した姫川の直轄河川編入並びに改修工事施行に関する請願外六件の請願及び治水施設費國庫補助増額に関する陳情外一件の陳情は各々意見書を附し、即日これを内閣に送付した。 同日議長から内閣総理大臣及び厚生大臣宛左の決議を送付した。
昭和二十三年十二月二十二日(水曜日) 午前十時四十四分開議 ————————————— 議事日程 第十七号 昭和二十三年十二月二十二日 午前十時開議 第一 地方自治法の一部を改正する法律案(岡本愛祐砧君外三名発議)(委員会審査省略要求事件) 第二 未復員者給與法の一部を改正する法律案(岡元義人君外六名発議)(委員会審査省略要求事件) 第三 姫川の直轄河川編入並びに改修工事施行
先ず、河川に関する請願でございまするが、その一つは、長野縣、姫川、佐賀縣、牛津川、岡山縣、旭町、及び静岡縣潤井川に関するものでありまして、いずれも改修工事の施工促進を要請するものであります。姫川は長野縣北安曇都に発して、新潟縣の糸魚川に至る廣汎な流域を有しておりまするが、上流地帯は地質上崩壊し易く誠に河川の全面に対して土砂の流出をいたしておるのであります。