2011-02-23 第177回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第4号
これ、河島先生の話と連動するんですけれども、日本の場合には、先ほど申し上げたように、本当にもう天下りとか出向職員で二年三年、とにかく大過なく過ごして次の職場に行くということがずっと続いてきたわけですね。アーティストに全くお金が回らない。 要するに、アーティストも公的な職業に就きますから、自分の作品を作るだけではなくて、教育とか社会包摂の仕事もするわけです。それで給料をもらうわけですね。
これ、河島先生の話と連動するんですけれども、日本の場合には、先ほど申し上げたように、本当にもう天下りとか出向職員で二年三年、とにかく大過なく過ごして次の職場に行くということがずっと続いてきたわけですね。アーティストに全くお金が回らない。 要するに、アーティストも公的な職業に就きますから、自分の作品を作るだけではなくて、教育とか社会包摂の仕事もするわけです。それで給料をもらうわけですね。
○参考人(平田オリザ君) まず、河島先生にもお話があったように、造るというのはもう要らないので、今もう十分過ぎるほどあるので、ソフトですね。ソフトについてですが、二つポイントがあります。一つは、特に観光政策で言われることなんですけれども、同心円上の集客。要するに、地元に愛されない施設は外からは来てもらえません。もう一つは、参加体験型というのがキーワードになります。
それから、河島先生ですけれども、文化に投資をするという、創造過程への投資というお話をされましたが、私は北海道なものですから、北海道は伝統文化が非常になくて、その分伝統文化に非常に強い憧れを持っているんですね。