1957-11-05 第27回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
このような幾つかの沿岸を持っておるので、これをもって決定的な新潟港を建設するという意味におきまして、数年前から運輸省におきましては河口分流案というものが話題になっておったのであります。十分の調査を遂げられまして、これが将来りっぱな港になるというようなことにわれわれは伺っておったのであります。またさようであろうかとも思うのであります。
このような幾つかの沿岸を持っておるので、これをもって決定的な新潟港を建設するという意味におきまして、数年前から運輸省におきましては河口分流案というものが話題になっておったのであります。十分の調査を遂げられまして、これが将来りっぱな港になるというようなことにわれわれは伺っておったのであります。またさようであろうかとも思うのであります。
○参考人(北村一男君) 今斎藤議員の御報告を承わっておりますと、いわゆる旧信濃川の関屋分水、それから今これを一般に信濃川の新潟港の河口分流と申しておりますが、港の中に信濃川の川尻を持ってきて、防波堤を破って日本海に流す河口分流、関屋分水というものは、これは中央におかれても相当量要視しておられまするし、新潟県あげて非常な関心を払っておるというような状態でございます。
別々にやるならば、これはどっちもうまくいくか知らぬが、今政府の考えていられるような、せっかくできた防波堤の根ぎわを切って、西北の季節風をまともに受け入れて、冬、港が使えないようにするというようなことは避けなければならぬ、こういう世論が圧倒的でありまして、政府の考えておられる、河口分流と申しておりますが、港の中に川をこしらえるということは、絶対反対だというのが、港湾関係業者のすべての世論でございます。