1975-02-24 第75回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
なお、宮古病院の整備、沖繩赤十字病院の救急施設の整備、伝染病院の隔離病舎あるいは僻地診療所等々に対する施策につきましては、すでに御承知のとおりでございます。そしてさらに、医療従事者の資質の向上を図りますために、医療福祉センターを建設することになりましたことも御承知のとおりでございます。
なお、宮古病院の整備、沖繩赤十字病院の救急施設の整備、伝染病院の隔離病舎あるいは僻地診療所等々に対する施策につきましては、すでに御承知のとおりでございます。そしてさらに、医療従事者の資質の向上を図りますために、医療福祉センターを建設することになりましたことも御承知のとおりでございます。
那覇市の沖繩赤十字病院は、昭和二十七年に琉球臨時厚生協会の厚生協会病院がその前身でありまして、幾多の経過を経て、今日に至っております。この病院は、病床不足から病床増加に追われており、建物の老朽化が非常に目立つにもかかわらず、現在、建物の建てかえ計画もない状況であります。さらに、経営情況は、本年三月末現在七千四百四十万円の累積赤字をかかえ、これが来春には一億円以上になるという報告がありました。
これも具体的な問題になりますが、その返還に向けていろいろと資産操作の面で困っておる公共施設もあるようでありますが、その一つに沖繩赤十字病院がいま赤字運営をされている。それが日赤の配下につながりたい、こういう切実な要望があるわけなんです。このことについてはすでに具体的に折衝しておられると思いますが、その結果はいかがでありましょうか。経過でもよろしゅうございますが。
しかしながら、やはり赤十字は博愛精神でありますから、それを病院が赤字だからいやだというようなことではおかしかろうというので、やはり趣旨は本土の赤十字の分院として沖繩赤十字病院として、そのような方向で努力をいたしておりますが、しかし、沖繩の現在の医療保険の実態から考えて、やはり赤十字病院の性格を持っております。