1974-10-22 第73回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
沖繩のパイナップルかん詰めが、現在非常な滞貨になっておるということで、その原因といたしましては、一つには、パイナップルかん詰めあるいはくだものかん詰め全体の需要が伸び悩んでおるという背景があるわけでございまして、それにプラス冷凍パイナップルからつくられたかん詰めというものが、沖繩産品を圧迫しておるのではないかということがある程度いえるのではないかということで、ただいま農林省のほうから御説明ございましたように
沖繩のパイナップルかん詰めが、現在非常な滞貨になっておるということで、その原因といたしましては、一つには、パイナップルかん詰めあるいはくだものかん詰め全体の需要が伸び悩んでおるという背景があるわけでございまして、それにプラス冷凍パイナップルからつくられたかん詰めというものが、沖繩産品を圧迫しておるのではないかということがある程度いえるのではないかということで、ただいま農林省のほうから御説明ございましたように
ただこれを食料品についてだけ見ますと、本土産品と外国産品、それから沖繩産品ということで見てまいりますと、本土産品が一〇%、沖繩産品が八%、外国産品が一〇・二%ということでございまして、その点ではあまり違いはない。
さらに、私はもう一つお尋ねしたいわけでありますが、沖繩産品の対米輸出は沖繩産業の発展に非常に大きな影響を持っておるにかかわらず、米国政府は、ガット協定の基本理念である貿易の平等互恵の原則に反するということで、拒否し続けてきておるわけであります。しかし、沖繩は独立国でなく、米国が施政権の全面責任を持っておるわけです。
○政府委員(山本重信君) パイナップルのかん詰めの取り扱いにつきましては、基本的には、沖繩産品を優先的に考えるという方針で従来から処理してまいっております。したがいまして、沖繩からのプイナップルかん詰めの輸入は自由でございますけれども、ほかの地域、主として台湾、ハワイ等でございますが、それからの輸入は、輸入割り当て制度のもとに置かれておる次第でございます。