1977-02-17 第80回国会 衆議院 予算委員会 第9号
沖繩密約電報しかり。だから、そのプライベート・ミーティングのうち、この点は記録に載せるなというようなことが行われておるかもしれないです。だから、私はやはり牛場大使を証人として喚問する必要がある。 それと、いま申し上げました、大平氏はいま自民党の大幹事長であります。で、まず福田総理からもう一度大平幹事長にその点を確かめていただきたいと思います。どうでしょうか。
沖繩密約電報しかり。だから、そのプライベート・ミーティングのうち、この点は記録に載せるなというようなことが行われておるかもしれないです。だから、私はやはり牛場大使を証人として喚問する必要がある。 それと、いま申し上げました、大平氏はいま自民党の大幹事長であります。で、まず福田総理からもう一度大平幹事長にその点を確かめていただきたいと思います。どうでしょうか。
○矢田部理君 そこでその実質主義の立場に立った場合に、過般の沖繩密約漏洩事件、西山記者の事件等でも非常にこれは問題になってきたわけでありますけれども、秘密というためには、一つには秘密であることの必要性、もう一つは秘密についての非公知性、これが客観的に肯定されるものでなければならないというのが裁判所の判断でして、実質主義の立場に立っておられるとするならば、こういう立場で秘密とそうでないものを区別するということを
それで、また沖繩密約の問題一つ見ましても、機密機密とおっしゃるけれども、いまの自民党政権にとって都合の悪い機密だけを、これはいままでの例から見ても問題にされるんじゃないか。そうなると、政府に対する批判とか、そういうことがなかなかできないようになるんじゃないか。
それから最近は、これは私どもは必ずしもそう思いませんけれども、新聞等の報道機関に対して御承知のような問題があり、沖繩密約電報事件ということでああいう判決が出ております。これも、一般に公表する場合と報道機関にしゃべる場合とは違うというような考え方があるわけであります。
先般、東京地裁で、本年一月三十一日であったかと思いますが、沖繩密約漏洩事件判決が出ました。その中で、本日の審議の対象となっておりますテーマに触れた部分があるわけでありますが、その判決の理由について、政府はどういう受けとめ方をしておるかということを伺いたいと思うのです。
かつてあの沖繩密約問題のときに、うその答弁があった。それがはっきりした。佐藤総理大臣は、そのとき何とおっしゃいましたか。うその答弁はいけません。言えないと言えばよろしゅうございました、外交上の秘密ですから、たとえ事実があっても、言えないと言えばよろしゅうございましたと何回も言いましたよ、最終的な収拾のときに。だから、言えないと言えばよかったんですよ。
○多賀谷委員 では、次の質問に移りたいと思いますが、昨日は東京地裁で、沖繩密約漏洩事件の判決がありました。この事件は、国民に国家の機密とは一体何であるか、あるいは国民の知る権利はどういうものか、きわめて重要な民主主義の根幹に触れる問題として国民に問題提起をし、国民は考えたわけであります。 そこで、この判決に対して、田中総理はどういうようにお考えになっておるか、お聞かせ願いたい。
現にアメリカ局長御存じのとおり、横路君の出した沖繩密約電報のときには、これは極秘文書ですが、いわゆる秘密理事会で取り扱った。秘の文書であればそういう取り扱いがあるのはわかるけれども、何もない普通の説明資料でしょう。それを秘密理事会ならいいというような癖をつけるのも、これは慣例になってよろしくない。
次に私は、沖繩密約と地位協定の変質の問題についてお伺いしてみたいと思うのです。 去年の三月十八日及び二十一日の予算の分科会で、私はこの問題を取り上げた。当時の外務大臣は福田さんでありました。そして、議事録を読んでもらうとわかるとおり、四十六年六月九日のパリにおける愛知・ロジャーズ会談があったことを認められました。
さきに、わが党議員によって暴露された外務省の沖繩密約電報事件を見ましても、政府がいかに国会と国民を愚弄し、うその答弁を繰り返してきたか、その責任はきわめて重大であり、沖繩県民をはじめ、国民に対する裏切り行為は許すことはできません。 日中問題についても同様であります。ニクソンの頭越し外交、中国接近、中国の国連復帰という世界の大勢の前に、日中国交回復はわが国の至上命令でなくてはなりません。
すでに、対米請求権の肩がわり、VOA放送の存続など、沖繩密約電報の暴露によって、沖繩県民をはじめとする日本国民に対する裏切り行為が白日のもとにさらされ、国会と国民に対しうそと偽りの等外を繰り返してきたことが決定的に露呈し、国会と国民の渦巻く怒りと、知る権利を要求する激しい抗議行動となって呼び起こされてまいったのであります。
沖繩密約の問題もそうでしょう。交渉の過程でこれっぽっちもないと言った。電報なんかはないと言った。連絡はすべて電話でやると言った。そうして外務大臣は、両局長が言っておることは信憑性がありますから私もないと思います、総括して外務大臣はそういう答弁をなさいました。そうしていよいよ突き合わせができたら、どうですか。
しかしこの前の沖繩密約問題でも明らかなとおり、もしそれを明らかにするという、ソースを明らかにするということになれば、日米双方にわたって大がかりな刑事的弾圧が加えられることが予想されます。したがって、そのソースについてはやはり明らかにすることはできないという結論に達しました。
もう言うまでもなく、前回の沖繩密約の問題であれほど国会、国民に、うその答弁で終始した。それでもなお信用せよとおっしゃるのですか。まずそこが基礎であります。(発言する者あり)つまり、あなた方の言うことは、すべてアメリカの言っておることを基礎にしておるじゃありませんか。そうでしょう。
○佐々木静子君 これは一つの事件が起これば、その背景になることが政治的な問題である場合とない場合にかかわらず、当然、いまの御説明によれば、事件の背景も全部書くというのであれば、沖繩密約問題を政府は隠していたためにこういうことが起こったのだという、そのいきさつも起訴状に当然書くべきではないですか。それは大臣、どうお思いになるのですか。だれが見たってこれはおかしいじゃないですか。
○佐々木静子君 まず最初に、私は、いわゆる沖繩密約漏洩事件に関しましてお伺いしたいと思います。 四月十五日に西山さんと蓮見さんが起訴されました。この起訴状、これは新聞にも載せられましたので一応は読んでおりますが、法務大臣のほうからこの起訴事実について述べていただきたいと思います。
その審議に入る前に、私、福田外務大臣にお尋ねをしたいのですが、今回の沖繩密約問題にからんで、国会でうその答弁をしたということも含めて、外務省の役人の方々は、処分を福田外務大臣の手でされたわけなんです。またあなた自身は、総理から口頭で注意をされたということなんですが、外務大臣は、これで御自身の責任というのはすべて終わったというふうにお考えですか。
沖繩密約の問題ではあんなに本物か何とかということで時間がえろうかかりましたが、在日米大使館のあの対応の早いこと。そしてまた米国に関する限りは、よく防衛庁は知らないとかあるいはわかりませんとかいうくせに、この問題についてはいやに詳しく対応の早いこと、どうですか。
そこで、私はやはり沖繩密約問題における一連の動きを見てみまして、政治の責任のとり方、この問題についての責任のとらせ方、そういう点について、やはり国民の目から見ても私は不公平な点があろうと思う。 外務大臣、井川前条約局長はどういう措置になっておるのですか。
このような政府の姿勢は単にこの沖繩密約問題だけではない。私はいま一つ、新しい事実を指摘したいと思うわけであります。 アメリカの海軍と日本の海上自衛隊でしょう、海軍同士が、ひそかに日米共同の核戦力部隊の創設及び配置について、すでに日本とアメリカは話し合いを始めております。このような事実を総理は御存じですか。
まず第一問は、沖繩密約と国民の知る権利の論議がずっとされてきましたが、その中で、密約で国民をだました政府の政治責任は重大だと思います。
それで次に、沖繩密約の問題に入りたいと思います。 私はもう一ぺんこの問題の核心と申しますか、そこに返ってみたいと思うのです。いまわが党横路委員あるいは私どもから出しましたこの問題が、その後いろいろな形で発展して、いろいろな問題が出てきました。しかしそれらはどこへつながっておるかというと、やはり現在の憲法であろうと思うのです。
○鈴木一弘君 私は、公明党を代表いたしまして、経済並びに外交問題について総理はじめ関係閣僚に質疑を行ないたいと思いますが、その前に、現在一番大きな問題になっております沖繩密約の漏洩問題について伺いたいのでありますが、この西山記者が逮捕された、この件について、はっきり申し上げれば、政府がいままでこの沖繩問題については、国会においてもどこにおいても、その密約ということについては明らかにしていない。
沖繩密約についてうそを言うというようなことはいけませんけれども、恩赦については考えていませんと言うのは、これは言ってもいいというふうな国会の慣例があるという説もあるようです、私はその説をとりませんが。ですから、その沖繩の問題についてはそれ以上は答えられませんね。もっと詰めてどんどん聞いていけば答えられますか。それ以上はもう答えられませんか。それなら別の質問に移りますが……。