1980-03-19 第91回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○渡辺武君 そうなると非常にいいと思うんですがね、沖繩出身者が。しかし同時に、それをもっと促進する上で、国費制度ですね、こういうようなものも、その面でもっと活用すると、この点はどうですか。
○渡辺武君 そうなると非常にいいと思うんですがね、沖繩出身者が。しかし同時に、それをもっと促進する上で、国費制度ですね、こういうようなものも、その面でもっと活用すると、この点はどうですか。
これをいたしましても、先生御指摘のような医療従事者の不足で、本土も一部そのような事態がございますけれども、沖繩にも医療機関が十分活用できない実態というものがあるわけでございまして、この点については、沖繩の看護婦の供給体制につきましては、沖繩の養成のみならず、本土においても沖繩出身者を受け入れて養成して沖繩に帰っていただくというようなことを検討いたしておりますが、一般的には先生御指摘のように、集団で来
上原さんは沖繩出身者であり、東京の片すみで細々と生活を営んでいる、市井のちりにまみれた一平凡人であります。彼は、こう言いました。 軍事基地の使用を認めるこの返還協定には絶対反対です。悲惨な沖繩戦争を経験し、占領下の異民族支配の中で、差別と人権じゅうりんのイバラの道を歩まされてきた沖繩の者としては、これをすなおに認めるわけにはいきません。
ところで、その沖繩戦においてなくなった方々は、沖繩出身者の軍人、軍属、準軍属その他、これは軍人、軍属、準軍属といいましても、すべて現地においてその資格によって戦場にかり出されたという形の結果、そういう身分が、結果としては呼ばざるを得ない立場になっただけのことでありますが、沖繩県民の犠牲者十二万三千ということになっております。
沖繩復帰の実現の可能性が見え出しましたころ、東京在住のわれわれ沖繩出身者の間では、沖繩県民が不安なく、しかも生活レベルを落とすことなく復帰を迎えるにはどう対処すればいいかという問題について、しばしば意見の交換を行ないました。このとき、事業家や財政関係者は、経済と産業とが最も重要な問題であり、生命であるから、これへの対策を考えればよいとの意見を強く出されておられました。
○政府委員(久保卓也君) 希望者がないというわけではありませんで、初め沖繩に派遣するのには沖繩出身の自衛官が適当ではなかろうかということで、出身者について当たってみると、必ずしも沖繩出身者は沖繩に帰りたいということではない、そういうことの空気が伝わったものと思います。なお、一般論的に申し上げれば、家族を持っている人たちは必ずしも好まないという空気があるやに聞いております。
私は、沖繩出身者の一人でもありますし、その関係上、沖繩百万の同胞とともに、沖繩が一日も早く異民族の支配から解放されて本来の姿に立ち戻ることを念願し、この念願の達成のために、個人的にあらゆる機会、あらゆる関係を活用し、さらに先年、沖繩担当大臣である総務長官の森清氏が沖繩の施政権の一角に取り組まれまして、全面返還は無理であろうから、教育権だけでも先に分離して返還してもらったらどうだろうかということで、教育権
また、集団就職の会社の寮などで、何か物がなくなると、まず疑われるのは沖繩出身者だそうであります。あるいは、ある会社ではパスポートを取り上げて、まあ紛失予防とはいう名のもとに、転職を足どめしているという事実もあります。 それだけじゃございません。本土の大新聞でさえいまだに「沖繩女性襲わる」とか、あるいは「沖繩青年酒を飲んであばれる」などという見出しをつけているのが現状じゃありませんか。
次に、一六〇二外十一件は、本土在住の沖繩出身者が沖繩へ渡航する際身分証明書の発給を要すること自体差別的な取り扱いであり、その上経済的損失をもしいられているので、政府に対し、かかる経済的な損失の還付と慰謝料を支払うよう求めるものであります。
そこで、最後に一つお聞きいたしたいことは、これは事実かどうかわからないんですが、新聞報道によりますと、沖繩へ配置する隊員には沖繩出身者を優先させる、こういうふうに報道されておるのでありますが、そういう措置をすることについて何か意図があるんですか。どういう理由でそういうことをするのか、私にはちょっと了解できないんですが、その点を御説明願いたい、事実であれば、これが一点。
沖繩出身者は口にこそださないが、日本政府、琉球政府、および郷土の同胞の救援を待ち望んでいる。」そういうふうに切々にるるに訴えられておる問題であります。いま事業団の理事長からお話がありましたとおり、言うならばわずか見舞い金としては事業団が一千ドル、そして外務省が三千ドルに、道路の施設に対するところの金が三百一万円と、わずか四百五十万円足らずの金しか送られていないわけであります。
資格としては民間人としての資格でありますが、しかし、総理府の外郭団体であります南方同胞援護会の会長の地位にあり、さらに、総務長官の諮問機関として設けられました沖繩問題懇談会の座長であります上に、かたがた私自身が沖繩出身者としまして、従来沖繩問題、ことに日本政府の沖繩に対する援助等につきましては、進言または助言等をしてまいっておる立場にあるものであります。
いま一つは、これはもう私自身の立場でありますけれども、私も沖繩出身者であるということと、ことに国防省方面の補佐官だとか、あるいはああいう次官だとか大学の先生をした経歴の人が多いのでありますが、そういう関係上、私が大学の教授として長い経歴を持って総長をしたという私の立場に対する敬意もあるのじゃなかろうか、こう私は観測したわけであります。
今回の場合は、インドの方で万一、沖繩出身者といいますか、沖繩県出身者といいますか、これについて誤解があるといけないから、念のために規定してある、こう考えていただいていいと思います。
○藤崎説明員 この規定に即して申し上げておるものですから、非常に回りくどくなるかもしれませんが沖繩出身者に日本でどういう待遇を与えるかということは、この協定で規定すべき範囲内の問題ではございません。ただ、インド人が日本でどういう待遇を受けるかという面から規定しているわけでございます。
ジャワからの引揚者二名中一名は沖繩出身者であります。
ただ内地におきまして居住しておる人、ことに沖繩出身者の方々で、現地に土地を持っておるというようないろいろ関連の深い方もありますし、沖繩からこちらに渡航せらるる方からいろいろ事情を聞くことができるわけでありますが、そういうような一つの調査方法と、もう一つはアメリカの民政府に話しまして、いろいろな資料を提供してもらうということがもし可能であれば、その範囲の調査もでき得るかと思います。
これは以前東京でも百軒余りその小売店がありまして、必ずしも沖繩出身者ばかりでなくて、ここの人の退職官吏とか、あまりはやつてない絵かきとかいう人の奥さんたちが商売をしましたが、それを向うの酒造家に金を送らなくても以前は送つて来たが、今は金を送らないと来ない。そういうところのは小さい商売ですから送れない。そこでここに問屋がありまして、その問屋からわけてもらつておるが、高くついております。
今度の講和会議で、領土の問題の最も中心となるのは、申すまでもなく琉球等の信託統治に関する問題であるのですが、その点について沖繩の住民並びに在日の沖繩出身者は如何に考えておるであろうかということについては、私から申上げるまでもなく、皆さんは結論はわかつておるのじやないか。誰が何と言おうが信託統治反対だと、日本帰属は当り前じやないかというふうにおつしやると考えます。
その説明によりますというと、自分たちは在京の沖繩出身者である。その有志の者が集まつてこの請願書を提出するのであるということでありました。そこで私は、現在の沖繩とは交通が杜絶しておると心得られるので、沖繩縣人全体としての意向はどういう方法で以てあなた方は承知しておられるのであろうかということをお尋ねしたのであります。その答えには、現に沖繩から日本内地へ帰還しておる人たちが可なりある。