2017-04-04 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
したがって、我が国は、二〇〇〇年の沖縄サミットのときにはこの人間の安全保障の考え方に基づいて沖縄感染症イニシアチブというのを提唱し、なおかつそのときに、三十億ドルと記憶しておりますけれども、資金の提供を約束をし、このことによって二〇〇二年にエイズ、結核、マラリアの世界基金が発足をしている。
したがって、我が国は、二〇〇〇年の沖縄サミットのときにはこの人間の安全保障の考え方に基づいて沖縄感染症イニシアチブというのを提唱し、なおかつそのときに、三十億ドルと記憶しておりますけれども、資金の提供を約束をし、このことによって二〇〇二年にエイズ、結核、マラリアの世界基金が発足をしている。
沖縄は地政学的にも、アジアにおける感染症を研究、あるいは先進、途上国に対する医療を提供する土地として最適ではないかということで、二〇〇〇年の七月、九州・沖縄サミットで、我が国は沖縄感染症イニシアチブを発信して、地球規模での連携を呼びかけたこともございます。 そしてまた、昨年、ことしと、国内外から産学官民の感染症対策のキーパーソンが集い、日経アジア感染症会議を沖縄で開催しております。
さはさりながら、途上国におけるマラリアとの闘いについて付言させていただきますと、我が国は二〇〇〇年の九州・沖縄サミットのときに沖縄感染症イニシアチブというものを打ち出させていただきまして、途上国におけるマラリアとの闘いということをその中の大きな柱にさせていただいたことがございます。
九四年からのグローバル・イシューズ・イニシアチブの収穫と教訓を生かし、その前提のもとに沖縄感染症イニシアチブが策定され、実行されてきたわけだと思うのですけれども、いま一度、そのイニシアチブの政策目標ないしは原点というものを御確認いただきたいのですけれども、いかがでしょうか。