2016-11-17 第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
国民主権、平和主義、立憲主義をうたった日本国憲法を制定する帝国議会に沖縄代表を送ることすら許されなかったことを忘れてはいけません。 一九七二年五月十五日に復帰が実現し、沖縄にも待望の憲法が適用されました。しかし、同時に日米安保条約も適用され、復帰から今日までの沖縄は、憲法法体系よりも安保法体系が優先する反憲法下の日常を強いられております。
国民主権、平和主義、立憲主義をうたった日本国憲法を制定する帝国議会に沖縄代表を送ることすら許されなかったことを忘れてはいけません。 一九七二年五月十五日に復帰が実現し、沖縄にも待望の憲法が適用されました。しかし、同時に日米安保条約も適用され、復帰から今日までの沖縄は、憲法法体系よりも安保法体系が優先する反憲法下の日常を強いられております。
なぜかといいますと、明治の大日本帝国憲法ができたときも、今の平和憲法ができたときも、沖縄代表は国会に出ていないわけです。審議に一切タッチしていないわけです。明治の大日本帝国憲法のときに、沖縄代表が国会に出るのは他府県よりも三十年もおくれたわけですよ。今の憲法の場合も、二十四年くらいおくれているわけなんですね。
私も、そのときは、遠く石垣島の学校の教師として、しかしその沖縄国会に県民の声を届ける沖縄代表団の一員として、国会の周りでデモや集会に参加しておりました。 そのときに審議されたのが、沖縄返還協定であります。当時の佐藤栄作首相は、野党の追及の中で、土地取り上げについて、「陸戦法規に違反する、」はっきり答弁しているんです。
次に進みますが、例えば平時の今でさえ、外務省は常に地位協定の問題についても運用で十分に足りると言っておるわけなんですけれども、しかし地位協定の規制によって、先日沖縄代表、金武町の町民代表が恐らく訪問されたと思いますが、都市型訓練施設の問題も住民の合意を得ないままもう工事が着々と進んでいて、それからまたヘリコプターの基地も、政府にも知らせないで地元にも知らせないで米軍が勝手に造っている。
SACOには沖縄代表は全く入っておりませんので、その点についていかがですか。一方的に変えられるものですか。
そのときに、国会で準備されていた公用地法のような沖縄の基地を維持するための法律には反対であるというものを持っていたんですが、当時の国会は沖縄代表の予定されていた質問も途中で打ち切って、屋良主席が空港に到着したちょうどその時刻ころに強行採決をいたしました。復帰の直前であります。そうやってあの公用地法というものができた。
また、明日開会式が行われる甲子園で選抜高校野球大会が行われるわけでありますが、読谷高校が汗水とか糸満とかそういう強豪の中から選ばれまして沖縄代表として出場することになりまして、三日目の第一試合で我が郷土の仙台育英と対戦することになっております。
どうぞ沖縄県民の意思を国政に反映させる上から沖縄代表の国政参加の実現について格別の御配慮を賜わりたいと存じます。 これで、施政権返還、B52爆撃機の撤去及び国政参加に関する立法院の三つの決議について趣旨を説明いたしました。 日本は戦後奇跡的といわれる復興をなし遂げ、世界有数の先進工業国に発展したといわれています。しかし、日本の戦後は終わっていません。
○鈴木強君 いや、委員会は持ったように聞いているのですがね、沖縄対策委員会を警察庁の中に、そうして具体的に沖縄代表を呼んでやっているのでしょう。
次に、私は、日本の領土の一部であるということを、精神的にも、あるいは形式の面にわたるかもわかりませんが、それを表わす一つの象徴として、私はこの際沖縄代表の日本国会参加を認めることを考えるべきだと思うのです。琉球立法院は、二月十三日の本会議において、自民、社会大衆党、人民三派共同提案により、沖縄住民代表の国会参加に関する決議案を満場一致採択しております。
われわれは、そのような見地に立って、これまで政府に対し、施政権返還問題を、単に形式的立場であげつらうのではなく、そこに至る現実的方向として、沖縄県住民の自治の拡大、沖縄に対する日本政府の財政援助の強化、さらには、沖縄代表の国会議席の確保並びに沖縄の行政所轄の移管等々、日本政府による実質的な施政権の行使について、幾たびか具体的提案を行なって参ったのであります。
あの要求には施政権の返還の問題、あるいはその施政権返還ができないまでにおいては、国会の中に沖縄代表者をオブザーバーとしてでも置いてほしいとか、そういういろいろな要求があったと思うのですが、この要求に対してどういうふうにお考えになりますか。それらの要求を体してそのどれかでも実現するように今度の交渉をなさるつもりでありますか、これを承りたい。
このどれをとって見ましても、やはり最低限の援助であり、戦後十数年間沖縄代表が日本政府に何度ともなく要請した内容であることは、御承知の通りであります。ところが、大蔵省の査定によれば、この特連局の要求は、わずか全体の二%でありまする二千万円を認めただけで、九八%の十億八千万円は削られておる状態でございます。まことに驚くべき事実だと私は考えます。
沖縄に関しましては、すでに土地問題の円満な解決のため、米国政府当局と沖縄代表との間に討議が行われておりますので、私はこれが成功することを念願いたしております。沖縄民政の安定については、経済的援助を増強する方向で研究することになり、将来この道を開く目途を確認することができました。
沖縄に関しましては、すでに土地問題の円満な解決のため米国政府当局と沖縄代表との間に討議が行われておりますので、私は、これが成功することを念願いたしております。沖縄民生の安定については、経済的援助を増強する方向で研究することになり、将来この道を開く目途を確認することができました。
右招請に基きまして、沖縄代表一行はそれぞれ最近日本に立ち寄った上で渡米いたしましたが、その際、私も二回にわたりこれらの方々とお目にかかりました。なお、アメリカにおける活動等について御協力申し上げるために、事務的にも数回の会合を行なったわけでありまして、懇談の上にアメリカに行かれた次第であります。
右招請に基きまして、沖縄代表一行はそれぞれ最近日本に立ち寄った上で渡米いたしましたが、その際私といたしましては、一行と懇談し、沖縄側の要望を十分聴取した次第であります。
結論といたしまして、先ほどから申し上げましたごとく、われわれ外地引揚者が再び海外進出の実現を見るまでの食いつなぎとして更生資金もしくは特別援護措置の早期実現を賜わりますよう繰り返しお願いし、なおついでに申し上げたいことは、今後もし南方地域に遺骨収集団を派遣なされる場合は、沖縄代表も参加できるようにしていただきますよう特にお願いするものであります。
沖縄代表が、アメリカ政府に対して、あるいはアメリカの国会に対して、いろいろ陳情された結果によりますと、これは行政協定、安保条約によって、それらの一切の損害は日本政府が責任を負うべきものであって、アメリカ政府の関知しないところであるという明確なる断定的な回答を得て帰られてきておりまする立場において、これは結局在他国である、結局自国の政府と外国の政府によって問題を処理するよりほかに方法がない、こういう考