1957-02-12 第26回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
沖縄に駐留するのは、極東に緊張の続く限りということを言っておりますから、しからば、その緊張が解ければ、沖縄の駐留問題も片がつく。われわれの多年の翻望である沖縄の基地の返還も解決するのであります。これは先般も申し上げた通りであります。 第二点は、中南米に急速なる移住外交を進めてもらわなければならぬ。
沖縄に駐留するのは、極東に緊張の続く限りということを言っておりますから、しからば、その緊張が解ければ、沖縄の駐留問題も片がつく。われわれの多年の翻望である沖縄の基地の返還も解決するのであります。これは先般も申し上げた通りであります。 第二点は、中南米に急速なる移住外交を進めてもらわなければならぬ。
そして極東の方ではどうかというと、御承知のようにすでに台湾、南鮮、南ヴェトナム、それに沖縄、日本を含めた線ということが、一つの原子戦略の系列の中に入っておるわけです。
二月十一日 沖縄基地問題に関する陳情書外二件 (第一二九号) 同外一件( 第一七八号) 中共貿易促進に関する陳情書 (第一四七号) 鳥島爆撃演習区域撤廃に関する陳情書 (第一六六号) ヴェトナム賠償問題早期妥結に関する陳情書 (第一七七号) 原水爆実験禁止等に関する陳情書 (第一七九号) を本委員会に参考送付された。
○川上委員 相談があるかないかという問題は、これは政治道徳の問題であって、条約上の問題ではないと思うのですが、相談があるまで黙っておるのではなくて、沖縄を含めて日本に原子部隊の配置をしてもらっては困るということを、相談があるのを待つのではなくて、自主的にと言われるのでありますから、積極的にアメリカへ申し出をするとか、日本の政府の考えを交渉をするとか、こういうお考えはありませんかどうか、これもあわせて
○岸国務大臣 沖縄に持ってぐる場合に、アメリカが果して相談するかどうかは、私今までのなにから申しますと、明瞭でないと思います。この間のアメリカ側の発言といいますか、その点、もしも相談がありますれば、沖繩に対しましても私は日本国民の意思として、それに対しては反対するつもりであります。
○川上委員 相談がありました場合には沖縄への原子部隊の配置についてもお断わりをする、こういう意味に解釈してよろしゅうございますか。
なぜならば米国は確かに国の成立は民主主義といわれておりますが、日本におけるさまざまのやり方、特に沖縄におけるやり方を見ますと、米国の民主主義というものはにせものである、言論の圧迫その他のやり方を見ますと、そう思わざるを得ない事件があります。 一つ実例を申し上げます。昨年の十二月二十五日に沖縄の那覇の市長の選挙がございました。
沖縄の問題につきましては、御指摘のごとく数々私どもとしては、不満な問題があります。特に土地問題につきましては、現地住民がいわゆる四原則を掲げて、これは強く実現を、沖縄住民の悲願としてその声をあげていることも御承知の通りであります。
○田原委員 沖縄の実情を見てくるということは非常にいいことでありますから、国会からやるのはよろしいけれども、うわさに聞きますと、自由民主党から来てもいいが、社会党から来てはいかぬと言っておる。そういう片寄った視察ならお断わりになった方がよろしい。
兵器がだんだん進んできますから——オネストジョンを、かつて昭和三十年に沖縄に貯蔵するという問題が起ったときに、実はこれは普通兵器だということを、時の政府当局は言われたわけです。しかしこれは、いつでも弾頭には原子の兵器をつけることができるわけでありまして、やはり原子兵器だろうと思うのです。
学科課程は農学(学生数定員百二十、現在百二十)林学(学生数定員百二十、現存九十七)農林経済学(学生数定員百二十、現在百十五)で、その学生の出身地は沖縄、北海道を初めとして県外者が半数以上を占めておりまして、昭和三十年度は県内三十四、県外五十九、昭和三十一年度は県内三十二、県外五十八となっておりました。
すなわち、先ほどからも問題になりましたように、つい二、三週間前に、日本本土と沖縄に原子機動部隊を配置する計画だと、アメリカは、はっきりと言明しております。これは日本をソビエトと中華人民共和国に対する原子戦争準備の基地としようとしているものであって、わが祖国をアメリカの原子戦争に巻き込み、わが民族を破滅の淵に追いやる戦慄すべき計画であると言わなければなりません。
○小牧委員 もう一つ関連してお伺いいたしますが、これは例が少し違うかもしれませんけれども、たとえば沖縄の問題なんかではよく出てくるのですが、施政権の問題とか、あるいは潜在主権の問題とかあります。
次に、沖縄、小笠原の返還問題についてお尋ねをいたします。この問題に関する政府及び与党の態度は、かつて日ソ交渉の際に示した領土問題に関するそれと比較いたしまして、あまりにも相違がはなはだしい。その熱意を知るのに苦しむのであります。政府はこれら諸島の返還要求に熱意をもって当るか。
沖縄、小笠原の問題に関しましては、施政権の返還について、すでに御承知の通り、参衆両院においても決議がなされております。政府も従来その実現に、アメリカ側と交渉いたしておりますが、アメリカ側におきましては、現在の戦略的な意義から、なおこれが管理を必要とするとして、われわれの希望は通っておりません。しかし、あらゆる機会にわれわれの、国民の要望を実現するように交渉をして参りたいと考えております。
日米外交の問題につきましては、両国の協調、提携を強化するということは、日本の外交上きわめて重要なことでありますが、今日、アメリカとの間にいろいろ起っております基地問題、沖縄問題、あるいはアメリカにおける輸入制限の問題や、また原子力部隊の問題等のそれぞれの問題につきましては、われわれは具体的にこれらを処理するという方針のもとに考えております。
○上林忠次君 官房長官にお聞きするのは筋違いかもしれませんけれども、われわれは前に議院全体を代表する人間を沖縄に送って、沖縄の近況、その政情の視察、そういうようなことで一応準備したことがありますが、当時は向うの軍政部の承諾が得られず、行く機会がなかったのであります。われわれとしては沖縄の近況がどうなっておるかということを知悉する必要があるではないか。
しかるに沖縄におきます引揚者に対しては、施政権者である米国は何らの措置をとっていないようでございますので、内地における引揚者とのバランスをとる意味からいっても、公正な政治の立場からいっても、沖縄における引揚者に対してこの際生業資金にかわる意味の、飢えをしのぐ資金などと言うと、あるいは北海道、わが奄美大島も同じでありますが、そういうことでなく、引揚者に対する国の取扱いぶりというものについて公正な処置をとる
もっとも沖縄の問題につきましてはいろいろの問題がある。今さしあたりあ問題といたしましては、とにかく飢えておる。この飢えておるわが同胞に、本国として一日も早く救援の手を伸ばすべきではないかというところから、とりあえず援護会なるものもでき、またわが与党内にも特別委員会ができまして、さしあたり緊急措置をとろうというのであることは政務次官もよく御承知の通りと思うのであります。
○田中(榮)政府委員 ただいま沖縄住民に対するいろいろな救援その他見舞の問題につきまして、概括的なお尋ねがございましたので、私の方から、こまかい事務的な問題は別といたしまして、概括的にお答え申し上げたいと思います。
○吉元参考人 私は沖縄市町村長会長並びに沖縄土地を守る総連合の吉元栄真というものでございます。先ほどからこの委員会に傍聴さしていただきまして、高岡先生並びに穗積先生戸叶先生から熱ある沖縄に関するいろいろな御質問並びに御要望を承わりまして私は何かしら心に涙を禁じ得ないものがあります。
本問題に関し、沖縄市町村軍用土地委員会連合会会長桑江朝幸君、沖縄土地を守る総連合会会長吉元栄真君の御両君を、参考人としてその意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高岡委員 数日前に当委員会におきまして、沖縄の方々から参考人となっていただいていろいろ事情をお聞きしたのでありますが、その際に仲吉さんという参考人の方から沖縄の施政権の問題についての御発言がありました。
○下田政府委員 ただいまの請願につきましては、請願者におかれましては、政府は何もしていないというように断定しておいでになりますけれども、沖縄の八十万同胞の困難の打開については、政府は熱心に努力を続けておるわけでございます。なお今後とも請願の御趣旨に沿いまして努力を続けたいと存じております。
○前尾委員長 日程第二七、沖縄の日本復帰に関する請願、原茂君紹介、第三六号より、日程第三三、国連加盟とともに沖縄、小笠原問題解決に関する請願、淵上房太郎君紹介、第六二八号までの七件を一括議題といたします。紹介議員の説明を求めます。佐藤専門員。
本請願の趣旨は、沖縄が日本の領土であることは、法律的にもはっきりしていることで、今日沖縄八十万の同胞は生活権、財産権と人権を守るために、賃貸料の一括払い反対、適正補償、損害補償並びに新規接収反対の運動を展開しているにもかかわらず、米当局は全くこれを無視し、全住民は不安と混乱の日々を送っていることは遺憾である。
請願(加藤鐐五郎君紹介)(第三一 二号) 一二 世論調査に関する請願(森三樹二君紹介) (第三一三号) 一三 太子町の地域給引上げの請願(河本敏夫君 紹介)(第三七二号) 一四 揖保川町の地域給引上げの請願(河本敏夫 君紹介)(第三七三号) 一五 農地局定員外職員の定員化に関する請願( 芳賀貢君紹介)(第四〇七号) 一六 同(笹山茂太郎君紹介)(第四三四号) 一七 元沖縄県特定郵便局長
○床次委員 沖縄の事態につきましては、たびたびいろいろの決議が出ておりますが、最も今日同情にたえないのは、元有給吏員の恩給に関する問題でありますので、これに対して次の決議案を提案いたしたいと存じます。 まず、朗読いたします。 元沖縄県有給吏員の恩給の支給について、昭和二十三年九月まではその支給の途が開かれていたが、それ以降の分が打切られている。
そのことについて本年の五月に自由労連の沖縄調査団が日本の代表四名を加えまして沖縄に参りました。これの報告にもはっきりと現われております。ことに沖縄における労働者の賃金は人種差別の賃金だといわれておりますが、この自由労連の報告書にもこれが報告されております。
○仲吉参考人 復帰運動は昭和二十一年から東京で復帰期成会を組織いたしまして、東京を中心にし、関西、九州に、沖縄出身者によって復帰期成会の支部がありまして、それから沖縄ではそれより少しおくれまして昭和二十五、六年ごろから祖国復帰期成会というものができまして、われわれの方と現地の方とは連絡をして続けております。つまり復帰運動は十年間やっているわけであります。
○福田(昌)委員 今沖縄の方からいろいろお話を承わりましたが、私も一昨年沖縄に参りまして、現地をつぶさに見学さしていただきましたが、今お話を承わりましたが、その実情はまだ実際よりもいささか御遠慮がちな御説明であったとさえ考えます。沖縄の現状は私ども日本人として考えますれば、これはもう黙視できない、大へんな悲惨な状態にございます。
元君 床次 徳二君 眞崎 勝次君 横井 太郎君 茜ケ久保重光君 飛鳥田一雄君 稻村 隆一君 下川儀太郎君 委員外の出席者 専 門 員 安倍 三郎君 ————————————— 十二月三日 農地局定員外職員の定員化に関する請願(芳賀 貢君紹介)(第四〇七号) 同(笹山茂太郎君紹介)(第四三四号) 元沖縄県特定郵便局長
一万四千町歩と言いますと、ちょうど沖縄で失われました耕地を日本で取り返せるということでありまして、ここからは、ちょうど米換算にいたしまして約五十万石、金に換算いたしまして五十億円のものが、大体五カ年でできる見込みであります。できますると、一戸当りに二町四反をやって、五千戸の新植ができるのであります。
というのは、共同宣言に明記されておりまする歯舞群島、色丹島の問題は平和条約締結の暁において日本に引き渡すというきめ方、一方この向島については沖縄問題解決と同時にこれを日本に引き渡すというようなことをあなたは承諾をしたというように、当時の外電には報ぜられているのですが、この問題について真相は一体どうなんですか。これは非常に大事な問題ですから、この際そのいきさつを明らかに願っておきたいと思います。
新聞の報ずるところによりますと、歯舞、色丹両島の返還は、両島のソ連陸上施設の取り払いの期間六カ月後に即時返還されるという総理大臣の言明がありましたので、北海道の漁業者はもとより日本国中の漁業者は、少くとも北海道の漁業者は、提灯行列までして非常に喜んでいたのでありますが、この両島は、国後、択捉あるいは沖縄と、この三つの島が返還されるまで歯舞、色丹も返還されないというわけですか。
沖縄の土地接収問題等について参考人を招致し、その意見を聴取いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕