2021-04-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第5号
また、実際にノリのできを観察することもやられておりまして、近隣のノリ養殖場内の沿岸部と沖合部で窒素濃度とノリの色の関係ということを調査した結果、窒素濃度が高い沿岸部ではノリの色が良く品質も良いということが判明していると、そこから一定の効果があるということは確認がされております。
また、実際にノリのできを観察することもやられておりまして、近隣のノリ養殖場内の沿岸部と沖合部で窒素濃度とノリの色の関係ということを調査した結果、窒素濃度が高い沿岸部ではノリの色が良く品質も良いということが判明していると、そこから一定の効果があるということは確認がされております。
こういうことから考えますと、瀬戸内海本来のそういった値、つまり、紀伊水道から入ってきて友ケ島水道から淡路島に沿って明石海峡に抜ける水が、少なくとも瀬戸内海の沖合部の本来の値だというふうに一応考えられるわけですが、そうしますと、少なくとも四月の時点ではCODが一以下、それからDIPが〇・二ぐらい、それからNO3のNが一ないし二ということではないかと思われます。