2017-03-09 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
三つ目に、先島諸島の南側及び沖ノ鳥島周辺水域等について、今後一切協議の対象にしないこととあるんですね。これは恐らく、今後その海域を対象に漁業協定の協議会に議案が出されて要求されるかも分からぬと、そういうことを恐れて先々の手を漁民は打ってきたということですから、政府におかれては強い意思でこれを守っていただきたいと、こう思います。
三つ目に、先島諸島の南側及び沖ノ鳥島周辺水域等について、今後一切協議の対象にしないこととあるんですね。これは恐らく、今後その海域を対象に漁業協定の協議会に議案が出されて要求されるかも分からぬと、そういうことを恐れて先々の手を漁民は打ってきたということですから、政府におかれては強い意思でこれを守っていただきたいと、こう思います。
また、先島諸島の南側及び沖ノ鳥島周辺水域等について今後一切協議の対象としないといったことにつきまして、先島諸島の南側については従来から日台漁業委員会で協議することは考えていないと申し上げているところでございます。
一方、沖ノ鳥島周辺水域につきましては、沖ノ鳥島の存在自体によって広大な排他的経済水域が確保されるわけでございますので、当該水域における漁業の安定的操業にとって重要だと認識しております。このような観点から、水産庁といたしましては、台風などによる波や流れの影響など厳しい環境条件下にある沖ノ鳥島におきまして、サンゴ礁を面的に拡大させるための増殖技術開発実証事業を実施しているところであります。
東京都の方も予算の審議中ということで、実は私ども、詳しい中身につきましての御説明を今の段階で受けているわけではございませんが、大体の考え方ということで東京都から聞いておりますのは、この沖ノ鳥島周辺水域におきまして、カツオ・マグロ漁業の試験操業でございますとか、あるいはただいま先生が御指摘なされましたような漁場の調査、整備ということで、浮き魚礁を含むかどうかまではちょっと具体的に私も承知しておりませんが
まず、この沖ノ鳥島周辺水域においてはどんな魚の種類があるのかという点につきましてでございますが、この沖ノ鳥島周辺、沖ノ鳥島の二百海里水域を含む周辺水域は、主としてカツオ・マグロ漁業関係の対象魚種、すなわちカツオですとかビンナガですとかメバチ、キハダ、こういったものが広く分布、回遊しているんではないかというふうに考えております。