1962-04-11 第40回国会 衆議院 社会労働委員会 第27号
と申しますのはどういうことかと申しますと、一九五五年の十一月、ジュネーブ駐在の沈総領事から日本のジュネーブ駐在の田付総領事あてに出された書簡の中で、次のようなことが言われているわけであります。中華人民共和国外交部スポークスマンの声明が指摘したように、「中国侵略の戦争に駆り出されて参加し、行方不明となった日本人の問題は、日本政府が日本人民に対して説明すべき問題であります。
と申しますのはどういうことかと申しますと、一九五五年の十一月、ジュネーブ駐在の沈総領事から日本のジュネーブ駐在の田付総領事あてに出された書簡の中で、次のようなことが言われているわけであります。中華人民共和国外交部スポークスマンの声明が指摘したように、「中国侵略の戦争に駆り出されて参加し、行方不明となった日本人の問題は、日本政府が日本人民に対して説明すべき問題であります。
従って政府の意思表示であることは言うまでもないわけでありますが、それに対して日本政府はそれにこたえる何らかの意思表示——今の電報によりますと、日本赤十字社並びに関係団体は向うの好意に対して、感謝の意思表示をしておりますが、日本政府はこれに対して、たとえば直接、あるいはまたジュネーヴでこの問題について今まで話し合いのありました田付総領事から沈総領事を通じてでも、いずれにしても何らかの意思表示をなさいましたか
こういう問題が今日切実にその解決が国民の間において要求せられておるのありまして、このために政府間において正式な話し合いを進めるという努力が、中国の側からは再三、昨年の八月十七日以来、ジュネーヴにおける沈総領事と、わが国の田付総領事との間における往復文書においても明らかなごとく、進められておるのでありますが、中国のこれらの要求に対して、日本は何らの回答もしておらないばかりではなく、かえって中国を誹謗するような
従来の経路というのは田付総領事を通じ、沈総領事を通じて返事存するということですか。それは口頭または文書いずれでございますか、それをはっきりしていただきたい。