1976-03-02 第77回国会 衆議院 商工委員会 第2号
これは非常な沈滞状態だという声も聞きますが、沈滞というのはいかがであろうか、こういうふうに考えます。これが盛り上がりというような状態ではないにいたしましても着実な伸びを示し、五十年度全体を通じますと大体五%、実質五%程度の伸びを示してきたのでありますが、この勢いは五十一年度においても続くものと見て差し支えはない、こういうふうに私は考えております。
これは非常な沈滞状態だという声も聞きますが、沈滞というのはいかがであろうか、こういうふうに考えます。これが盛り上がりというような状態ではないにいたしましても着実な伸びを示し、五十年度全体を通じますと大体五%、実質五%程度の伸びを示してきたのでありますが、この勢いは五十一年度においても続くものと見て差し支えはない、こういうふうに私は考えております。
景気問題のかなめはどこにあるかというと、いま企業が非常な沈滞状態。企業は何で悩んでいるかというと、人件費負担、金利負担なんです。人件費負担の方はことしのなだらかな春闘というのでかなり改善はしてまいりましたが、金利負担の問題も改善しなければならぬ。
○福田国務大臣 保証協会の保証につきましては、かなり最近改善を見ておるわけでありまして、四十六年度の予算に関連してこれをさらに拡大するという計画にはなっておりませんけれども、とにかく私は、ことしは曇り後薄日というふうに申しておりまして、まあとにかく、今日のような経済の沈滞状態はそう遠くない時期に改善される、こういうふうに見ておるわけであります。
それに比べますと実は想像もできないようなきびしさを持ったアメリカの政策でありましたが、これはそれだけのきびしさがあるだけにすぐ効力をあらわしまして、一昨年の暮れごろから沈滞状態がだんだんと浸透してまいったようであります。つまり、アメリカにおきましては失業率というものを非常に重視するのでありますが、失業率四・五%を危機ラインというふうに呼んでおります。その危機ラインを突破しようという勢いである。
しかし、御承知のとおり四十一年度は大体成長率が八%ないし七%というふうな考え方でおりますと、かりにその中間をとりましても七%半ということになりますと、やはり来年の下半期あたりからは多少好況のきざしが見えてくる、そうすると、民間投資も現在のごとくの沈滞状態から脱しまして順次活動してくるのではないか、そうすると、四十年度の税収不足分、こういう大幅に税収が落ちるというようなことはない。
○福田(赳)国務大臣 いま経済界が非常に沈滞状態にあるということは、これは御説のとおりでありまして、この沈滞は一体どこから出てくるのかと申しますと、私の見るところでは、過去における設備投資の過剰、それによる設備過剰状態がそうさしておるのだ。いま倒産というお話があります。あるいは株価の不安という問題もあります。中央地方を通じて財政が窮乏化するという問題もあります。
他方、後進諸国について見ますと、依然沈滞状態を脱しておりませんが、本年後半には、次第に先進諸国の景気回復の影響も及んでくるものと思われます。 このように、海外の経済情勢には今後好転の期待がかけられるほか、国際的な経済協調や後進諸国に対する援助の積極化が予想されますので、本年の世界貿易は、昨年よりやや拡大に向うものと思われます。
他方、後進諸国について見ますと、依然沈滞状態を脱しておりませんが、本年の後半には、次第に先進諸国の景気回復の影響も及んでくるものと思われます。 このように、海外の経済情勢には、今後好転の期待がかけられるほか、国際的な経済協調や後進諸国に対する援助の積極化が予想されますので、本年の世界貿易は、昨年よりやや拡大に向うものと思われます。
六月の公定歩合引き下げは、心理的に明るさを与えたものの、これによって積極的な仕振りに転ずるというものはなく、銀行筋も貸出し金利引き下げについて、概して消極的態度をとっており、金融経済全般の大勢は沈滞状態にあるとの説明でございました。
しかしながら、それならば今後の経済というものの見通しでありますが、御承知のように、下半期は有効需要の面からいっても、消費は大体例年下半期の方が伸びて、輸出においても下半期の方がこれは例年伸びるという状態、どうしても財政の支出というものは下半期の方が多い、設備投資でありますが、これは大体今の経済の沈滞状態からして、先細りの懸念があるのでありますが、設備投資の八割ぐらいは継続事業であるというところに、景気
やはり清新の気を入れまして沈滞状態を一掃したいという考えであります。それと、これ以外の問題にわたりますが、学芸大学その他で、採用してくれるのがきまっておるような卒業生を出しておるのに対しまして、何とかほんとうに教育に適した人のみを置きまして、それ以外の人は入り用がないと思いましたら、他の大学の方に入ることができるように御措置願ったら非常に心安くいけると考えております。
最近の我が国の経済状態は、世界における景気の下降に伴い輸出が減少いたしまして、又国内における多くの産業は不振を極め、農村の経済も沈滞状態にありまして、全体として沈滞の状況にある。而も来年度の世界経済並びに国内経済の見通しも決してよくはない。下降線を迫るようになつておるのであります。
そこでまずお聞きしたいのは、繊維産業が沈滞状態にあるために、輸出する売り先を考えなければならぬのですが、そのためにはマル公に縛られているためにソ連圏、ことに中国に輸出することができない。この繊維問題の解決は極端に言うならば、中国との貿易を何かの方法によつて打開して行かなければどうにもならないと考えるから、お尋ねしたい。
本年第二・四半期に入り朝鮮動乱景気の中だるみに加え内外の経済界の変化により、一般繊維業界は戦後曾つて見ざる沈滞状態となり、輸入繊維原料の下落、輸出契約品荷渡遂行不能、内地向け製品の売行停滞等の原因にて金融逼迫は一段と深刻となりました。
この結成とそれによりまする運動の結果は、長い間の軍国教育を強いられて統制と圧迫によつて、非常に卑屈な教職員の性格をつくり、あるいは非常に無気力な状態に陥れられて、まつたく沈滞状態の中にさまよつておりました全国五十万の教職員に対しまして、次第に新しい希望と自信と勇気とを取りもどさせ、牢固として拔くことのできなかつた教職員、あるいは教育界独特の封建性を打破して行つたのであります。