1992-06-19 第123回国会 参議院 本会議 第24号
お互いに決算審査の原点に立ち返って、決算案件の是認否認を問わず、政府に警告すべきは警告し、改善すべきは改善させるという立法府としての基本的な立場を踏まえるようにしようではありませんか。 さらに、政府は、決算案件が国会で否認された場合、否認の理由として指摘された点については、警告されたと同様に、あるいはそれ以上に厳粛に受けとめ、確実に改善の措置をとるとともに、それを国会に報告すべきと考えます。
お互いに決算審査の原点に立ち返って、決算案件の是認否認を問わず、政府に警告すべきは警告し、改善すべきは改善させるという立法府としての基本的な立場を踏まえるようにしようではありませんか。 さらに、政府は、決算案件が国会で否認された場合、否認の理由として指摘された点については、警告されたと同様に、あるいはそれ以上に厳粛に受けとめ、確実に改善の措置をとるとともに、それを国会に報告すべきと考えます。
が五十一年度の決算報告を十一月末までに会計検査院に提示いたしまして、これに対して会計検査院は、会計検査院法等に基づいて厳正な検査を行って、来る十二月に予定される通常国会に政府から決算報告とあわせて会計検査院の検査報告が一括して国会に提出されることになっておるわけでございますが、今日のような政府の予算執行の状況、あるいはこれに対する会計検査院当局の検査執行の状態等を見まするときに、国会の中において決算案件
決算案件は、国会審議上は承認事項であって、実質的には、承認のあるなしにかかわらず、行政事務上、決算事務は終了しているのであります。したがって、国会としては、予算の不正使用、行政執行状況など、予算執行に関するすべての事項にわたって審議するものの、膨大なる予算執行と、その決算を短時日に完結を期することはとうていできるものではありません。
決算は何のためにあるのか、こういうことを考えた場合に、決算案件の国会提出についても、予算の審議を十分期間をおくと同じように、決算の案件についても国会の承認を得る結論を一つは早く出すべきである、これについてのお考え。もう一つ、いままでの、最近のは特にそうなったようでございますけれども、決算についてのいろいろの意見が出されますが、その出し方がきわめてばく然と、金額と件数を指摘する程度になっておる。
○委員長(横川正市君) ただいまの件は、いままで各決算案件で出された中で、たとえば不当事項の金額が、指摘された金額と弁償金とが違っておって、その弁償金の違った理由として、たとえばコンクリートだとか、その他の補強工事とか、そういったものを予定よりか強度にないしは補強という意味で、それだけのものを差し引いた額を戻入されたという例はありましたね、いままでの検査の中にも。
これが是正のためとして、できれば本院における決算の取り扱いについては、まず本会議に決算案件を付して、決算の内容に対する疑問等を国民の前に明らかにされるよう取り扱うことが必要であろうと考えます。 さて、本決算におきましても、また公務員の地位を利用する悪質な事件があとを断たず、また法の盲点を利用して脱法行為による不正案件も目立っていることは、寒心にたえないところであります。
第二の、決算案件に対して本会議報告というようなことでございますが、これは国会の運営上の問題でございまして、国会でおきめになれば、当然そうなると思います。これは、議決案件にするかどうかという問題はございますが、これらの問題に対しては、当委員会でも長く御審議いただいておりますので、御承知であります。