1981-04-21 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
○政府委員(吉田正輝君) 決算承認金庫という制度はございますけれども、これは信用秩序とか預金者保護とか、金融機関の信用にかかわる問題でございますので、御答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。
○政府委員(吉田正輝君) 決算承認金庫という制度はございますけれども、これは信用秩序とか預金者保護とか、金融機関の信用にかかわる問題でございますので、御答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。
○和田静夫君 ところで、この東京信金というのは御存じのとおり決算承認金庫なんですが、これが昨年、ことしと検査が実施されていないわけでしょう。これはどういうわけですか。
東京信用金庫は大蔵省の決算承認金庫ですが、まだ五十三年度決算は承認されていないようでありますから、確定した数字はわからないわけでありますが、大体第四分類が一・三億円、第三分類が八十億円程度と言われています。その他いろいろな数字を見ますと、改善されていないどころか、私はもう大変悪化しているんではないだろうかと。同金庫のここ三、四年の決算というのは、不動産売却、有価証券売買でつじつまが合わされている。
マンションを建ててその一部に支店が入居するという計画だということですが、これは大蔵省、決算承認金庫でもあるわけですが、認められたわけでしょうか。
最近の西京都信用金庫でありますか、たいへんな事故を起こしておりますけれども、いまの問題は、競争の結果つぶれるのならば、これは経営比率をちゃんと見ておればだんだん、とってもよくないな、ここらで考えよう——信用金庫の場合には決算承認金庫というものがあるくらいでありますから、かなり早くわかるわけですから、おっしゃったような事前の処置がとれるはずであります。
そして現在の経常収支率が銀行の場合は七九%ですか、信用金庫の場合も今度は一定の八三%なら八三%を最高限として、それよりも悪いものについては配当率をある程度制限するとか、あるいは償却、積立金というようなものに対しても大蔵省が介入をしてそういうものはこうすべきだ、そういうような決算承認金庫というようなものがなおふえると思いますが、いかがですか。
○武藤(山)委員 その二十八の決算承認金庫は今度の合併及び転換法ができることによってさらに合併の方向にだんだん追いやられていく可能性が非常に濃厚だと思いますが、どう認識されておりますか。
そういう信用金庫をことしで決算承認金庫からはずすというのは、一体どういうわけか。私は、局長としてももう少し調査する必要があると考えているわけです。特にあなたのほうはいろいろな通牒をお出しになっているでしょう。
この金庫は大蔵省の決算承認金庫じゃないですか。そこにおいてこうした規定があり、みずからもそう言うが、いままでのそういう専横的なやり方から見れば、こういう批判をしなければそのまま堂々とまかり通る、決算承認金庫のような形でなければこれは別ですけれども。大蔵省はこれについてどういう御見解をお持ちなのか、聞いておきたいのです。
○平林委員 決算承認金庫であり、支払い準備金、法定準備金も十分ではない、その中におきまして、規定だけは九千万円も退職金を受けることができる、しかも、いまのお話ですと、決算承認金庫はことしまでだと言われますけれども、この措置が妥当なりやいなや。私はまだいろいろな問題を材料として持っております。