1947-11-29 第1回国会 参議院 本会議 第59号
政府は新憲法の下、國民の自由なる意思によつて選ばれたる最初の民主主義政府として、國民の政府として、否國民の公僕として、眞に決死難局に当るの覚悟を以て祖國再建に邁進する決意を固めておる」と言つております。私は今次の追加予算を眞に健全妥当なるものとは思つておりません。國民生活が一般に著しく窮迫を告げておる今日、大衆の租税負担にもおのずから限度があり、殊に間接税の増徴は國民生活を脅かすものであります。
政府は新憲法の下、國民の自由なる意思によつて選ばれたる最初の民主主義政府として、國民の政府として、否國民の公僕として、眞に決死難局に当るの覚悟を以て祖國再建に邁進する決意を固めておる」と言つております。私は今次の追加予算を眞に健全妥当なるものとは思つておりません。國民生活が一般に著しく窮迫を告げておる今日、大衆の租税負担にもおのずから限度があり、殊に間接税の増徴は國民生活を脅かすものであります。
政府は新憲法の下、國民の自由なる意思によつて選ばれたる最初の民主主義政府として、いな、國民の公僕といたしまして、眞に決死難局に当るの覚悟を以て祖國再建に邁進するものであるということを諸君の前に明らかにいたしたいと考えておるのであります。(拍手)諸君は何卒この政府の決意を諒とされ、挙國一体、危機突破に御協力されんことを切望して止みません。
政府は、新憲法のもとに國民の自由なる意思によつて選ばれたる最初の民主主義政府として、國民の政府として、否、國民の公僕といたしまして、眞に決死難局にあたる覺悟をもつて、祖國再建に邁進するの決意を固めておるものであることを、明らかにいたしたいと思うのであります。(拍手)諸君は、何とぞこの政府の決意を諒とせられ、挙國一体、危機突破に協力されんことを切望してやまないのであります。