1968-09-09 第59回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
岐阜県災害対策本部の取りまとめた八月二十七日、正午現在における総合被害は、観光バスの遭難事故関係を除き、死者十四名、罹災四・四百七十四世帯、一万九千二百二人、全壊及び流失家屋六十棟、半壊七十四棟、床上及び床下浸水四千三百三十八世帯に及ぶ一般住宅被害をはじめ、農作物に約二億八千万円、農地百二ヘクタール、農地農業用施設被害額十一億円余、山地の崩壊七百二十五カ所、林道の決壊破損三百八十五カ所、林産物林産施設等
岐阜県災害対策本部の取りまとめた八月二十七日、正午現在における総合被害は、観光バスの遭難事故関係を除き、死者十四名、罹災四・四百七十四世帯、一万九千二百二人、全壊及び流失家屋六十棟、半壊七十四棟、床上及び床下浸水四千三百三十八世帯に及ぶ一般住宅被害をはじめ、農作物に約二億八千万円、農地百二ヘクタール、農地農業用施設被害額十一億円余、山地の崩壊七百二十五カ所、林道の決壊破損三百八十五カ所、林産物林産施設等
最も烈震として伝えられました苫小牧市におきましては死者一名、その他道路の決壊、破損等の状況を生じておるわけでございます。 概要は以上でございます。
ところが今度は接続しましてかなり決壊、破損しているところ、その決壊破損を元のように修築するには、これは原形復旧に違いない。
損害総額に比べますと、災害復旧費、建設省関係はキジアのほうは割合に多いのでございまして、これは海岸の防潮堤、防波堤が壊れたということと共に河川の災害が非常にございまして、堤防護岸等の決壊破損による復旧費でございます。従いまして損害総額よりは割合にキジア台風の災害復旧費は多いと、こういうことになつております。合計いたしまして五百四十二億円でございます。
なお長浜町における高潮の現状でありますが、町の中心部の二百余メートルの海岸防波堤が決壊、破損しております。この防波堤の前に、数年前までは相当広い洲があつたそうでありますが、南海地震後沈下のためなくなり、八十センチないし一メートルの沈下を来したとの説明がありました。
このため上田市及び周辺の千曲川堤防決壊破損箇所のすみやかなる完整が望まれるが、その原因としては、戰時中のセメントなどの不足のため不十分な工事で、一時しのぎをしていた結果であると考えられ、今後の復旧工事に考慮を拂う要があると思考されるのであります。 次に上高井、下高井郡の災害状況を申します。
又田畑、田の流失が七千四百十八町歩、冠水が十八万九千百九町歩、畑の流失が七千四百十六町歩、冠水が九万四百十四町歩でありまして、道路の決壊破損九千二百八十八ヶ所、橋梁の決壊破損が二千六百九十六ヶ所、河川の決壊破損一万六百一ヶ所、砂防の決壊破損が七百三十ヶ所、海岸堤の決壊破損が二百二十六ヶ所で、その他、鉄道の不通等その被害は各方面に亘り、目下これが損害と実情の調査に力を盡しております次第であります。