1967-11-02 第56回国会 参議院 商工委員会 閉会後第1号
また、ここで発生する電力が電発池原発電所の揚水用電力にもなっているのであります。電発が開発した北山川水系の水力発電所は、季節的な豪雨や台風による治水効果も含め最大限に水力を利用するためつくられたものであります。
また、ここで発生する電力が電発池原発電所の揚水用電力にもなっているのであります。電発が開発した北山川水系の水力発電所は、季節的な豪雨や台風による治水効果も含め最大限に水力を利用するためつくられたものであります。
ところがその後、電力需給上の要請とアーチダムの技術的な進歩によりまして、いろいろ経済的、技術的な考慮を払いまして、その結果、開発規模の拡大と、もう一つ負荷能力の増大をはかる必要がありましたので、そのため尾鷲湾の分水量を減らしまして大貯水池式とする計画に変更することによって、より経済的な開発を行なうことができるという見通しができまして、三十四年七月二十三日、第二十七回電源開発調整審議会におきまして池原発電所
本流計画は、池原に高さ百十六メートルのアーチ・ダムを築き、池原発電所で十四万キロワット、七色地点で七万キロワット、奥瀞地点で七万キロワットの発電を行なうものであります。現在、池原地点は計画が決定しており、工事の準備を進めていましたが、七色、奥瀞の両地点はいまだ計画が決定していません。