2018-02-22 第196回国会 衆議院 予算委員会 第16号
農業農村整備事業関係予算、いろいろと今手当てをいただいているわけでありまして、地元では、今回の計上によりまして、滞っていた水路の更新、あるいは農地の汎用田化ということを含めての大区画化、こういったことのプロジェクトが前進できるということで、期待が高まっているところでもあります。
農業農村整備事業関係予算、いろいろと今手当てをいただいているわけでありまして、地元では、今回の計上によりまして、滞っていた水路の更新、あるいは農地の汎用田化ということを含めての大区画化、こういったことのプロジェクトが前進できるということで、期待が高まっているところでもあります。
乾田化が進んだ、汎用田化が進んだわけですよ。基盤整備にどれだけ資金を投入しているかしれません。今まで湿地でできなかったところに麦ができるようになったわけです。関東平野以西はみんな麦をつくって、麦の刈り取りをしてから田植えをしていたんです。全部二毛作だったんです。それをやめたわけですね。
○井上(義)委員 輪作、転作というのは汎用田を使ってやればできるんですけれども、要するに、水田を水田として使うその施策というものを、今後、政策の柱としてぜひ展開していただきたいということを再度申し上げておきます。 水田農業のあるべき姿ということで、平成二十二年にそういう姿を確立しよう、効率的、安定的な農業経営が生産の大宗を占めるような水田農業の確立を目指す、こうしているわけです。
しかも、大豆、小麦もほとんどが水田の汎用田の中でやっていますから、農家は水田のことを考えると本格的な畑作経営はできないんです。北海道の大型の畑作機械を水田の中へ入れてしまったら水田はもうめちゃくちゃになってしまうというようなおそれもあるものですから、つくっても、ただそれを見ていて天候に成り行き任せというような、そんな形で営農されているのが実態なんです。
○片桐政府委員 昔の圃場整備の場合にはいわゆる汎用田といいますか、そういう地下水位を七十センチ以下にするというところは必ずしも整備の目標に入っておらなかったわけでございます。第三次土地改良長期計画が発足する五十八年度からそういう排水改良というものを水田の整備目標の中にはっきりと組み込んだ次第でございます。
これは本当にいい意味で汎用田のように田畑輪換可能な状況が整っておりまして、その分本当の意味の生産的な転作が転作面積一〇〇%行われるという状況であれば、いろいろな問題はあるにしてもよろしいのですけれども、必ずしもそうじゃない。地域によって違うかもしれませんが、荒れている水田が目立ってきている。それから、水田の中の牧草とか水田の中の畑作というのはやはり無理がある。
したがって、この時期を越えればやはり水田は水田として、しかも結果的には通年施行をしながら田畑輪換可能な汎用田もつくることができるし、減反政策の時代のあらしが過ぎてしまった後にはむしろ財産として農民の前に残るものが多いんだという論議もしたのです。
○刈田貞子君 今のことにも関連してくるわけでございますけれども、私どもの党といたしましては、基本政策の中で、こうした土地改良事業等のの補助事業なんかについても、圃場整備や農機具、施設の導入にかかわるものについては計画策定と施行に際し、受益者、地域住民の意見を十分反映できる方法を確立していくべきであるという意見を持っておりますが、ただいまのお話でも、例えば汎用田のようなものをつくるについては、いろいろ
さらにまた、末端においてそれを可能にするためには、基幹的な排水施設の整備も必要になってくるわけでございまして、それも基幹的な農業用排水施設整備ということで長計に織り込んでいるわけでございまして、御指摘のような汎用田として利用できるような、そういう整備を推進していくことを目標にしているわけでございます。
○刈田貞子君 それから水田にいたしましても、田畑転換農法というふうなことが言われてきておりまして、いわゆる汎用田というようなこともこれからの先を見越すとどうしても必要な一つの考え方になっていくのではないかというふうに思うわけでございます。この種の基盤整備については単価等もいろいろあるようでありまして、進んでいないというようなことを聞いてはおりますけれども、この点についての指導はいかがですか。
したがいまして、そのような汎用田につきましては、事情さえ許せばすぐにでも水田にも使えるわけでございますので、水田としての利用可能性がある、かようなところから水田として賦課金の賦課徴収をすることは差し支えないという回答を、土地改良区の全国段階の機関である全国土地改良事業団体連合会あてにいたしております。
それからもう一つは、汎用田をつくらなければならぬということで一生懸命に土地改良事業が行われた。基盤整備は大変結構な話でありますが、しかし、それに伴うところの収入がふえなかった。こういうようなことからいたしまして、結局、土地改良の償還金返還に当たってはこのような結果になってしまっている。これは私の県だけではないと思います。もっとひどい県もあると思うのであります。
三番は、第三次計画では汎用田化の推進を挙げておりますね。汎用田化されたものが畑作されていった場合に、従来の水田の貯水機能はどうなるか。それからまた、臨調では転作奨励金依存から早期脱却ということを言っております。そしてまた、それは第三期対策で具体化するようにということも付加されておりますね。そこで、せっかく金をかけて汎用田化しても、転作奨励金が出なければ、現状では畑作では採算はとれないと思うのです。
ただ、裏作を奨励したり、そのための要するに汎用田ですね、排水事業をやるとか、そういうようなことで活用しますけれども、結局それだけではやはりまだ足らない。やはり企業としてやっていくためには、ある程度の大型化をしなきゃならぬ。