2011-04-13 第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第5号
三番目は、先ほど申しました社会保険や求職者支援対策とのリンクが弱いんですね。これは、一つは支給水準に一定の合理的な、何といいますか、関係がないということと、それから、社会保険には一定の労働時間の限定がありますけど、生活保護の場合は何時間働いていても収入が低ければ当然生活保護は出てきますので、そういう労働時間の限定というものが合理的に設計されていないんですね。
三番目は、先ほど申しました社会保険や求職者支援対策とのリンクが弱いんですね。これは、一つは支給水準に一定の合理的な、何といいますか、関係がないということと、それから、社会保険には一定の労働時間の限定がありますけど、生活保護の場合は何時間働いていても収入が低ければ当然生活保護は出てきますので、そういう労働時間の限定というものが合理的に設計されていないんですね。
まず、岩田先生にお伺いしたいことなんですけれども、生活保護の問題点ということで三つ、資料の方で指摘をしていただきましたけれども、社会保険や求職者支援対策とのリンクが弱いというふうに御指摘いただいている件について、これをどのようにリンクをさせていけばいいのかという具体的なお考えがありましたらお伺いしたいのと、もう一つ岩田先生にお伺いしたいのが、震災の件についても触れていただきました。
例えば離島対策について、今まで余り手厚い対策はなかったわけですけれども、対策を講じてきたとか、あるいは俗に言う中山間と称するような過疎対策みたいなもの、あるいはまた鳥獣被害の対策ということも、今農山村地域では大変な話題になっておるわけですけれども、こういうものに対する対策とか、あるいはまた求職者支援対策とか、あるいはまた最低賃金制度に対する支援だとか、そういったようなことを幾つか、私が見ている限りでは